【関西】’14リーグ第2節/関学大-京産大 監督・選手コメント

2014年度 第92回関西学生サッカーリーグ 第2節・関西学院大-京都産業大の監督・選手コメントです。

-Voice 関西学院大学・成山一郎監督
 前半は集中して試合を進められたが、90分やり続けられないのが関学らしくなかった。多くの人に応援してもらい、いい環境で試合をさせてもらっているのだから、全力で戦うことが一番大切。後半にうまく行かなかった原因は、心の隙、油断に尽きるし、そうなってしまったことが悔しい。交代枠がもっとあれば、代えたかった選手もいた。「これくらいでいいか」というプレーが見られた。今日はたまたまそれで勝てたが、こんな状態では長くは続かない。
 僕も選手同士ももっと厳しくやらないといけない。全力を尽くせないのであれば、それまでのチームでしかない。選抜に行ってきた選手が手本に示せないのであれば、一生懸命がんばっているヤツにポジションを渡した方がいい。自分たちが決めた目的、目標のために頑張れる選手を使っていかないとチームはまとまらない。今現在、どれくらいプレイヤーとして出来ているかを見極めて、選手を起用していきたい。

-Voice 関西学院大学・泉宗太郎(MF)
 後半はずっと攻められていたから、カウンターのチャンスがある。SBと駆け引きしてタイミングを狙っていたが、なかなかボールが前に来ず、きつかった。そういう展開になったのは、気持ちのところで緩みが出ていたから。ファーストディフェンスで競る球際のところで負けていた。やってやるというプレーをもっと自分たちが示してやらなくてはいけない。自分がボールを持つとタテを切ってくることが多いので、2点めの場面は中に行こうと思っていました。タテをケアされる中、クロスを呉屋に当てていくといった工夫もしていきたい。
 先週、引き分けていたので、最低限でも今日は勝つことが必要だったが、内容としてはまだまだ。やることは去年から変わっていないし、自分たちのらしさをもっと引き出したい。今年のスタイルというのをまだ出せていないので、やりながら作り上げていきたいです。

-Voice 京都産業大学・古井裕之監督
 引き気味にゲームに入ったので、前半は相手に自由にやらせてしまった。後半はアクションをかけて、セカンドを奪っていこうというのがうまくいった。前半は呉屋をケアすることが頭にあって、CBが2枚ついていたため、前から一回引いて攻撃に行くという形になっていた。呉屋に付いている分、関学にスペースに入られて使われてしまった。後半はミスを誘って組み立てられて、相手に脅威を与えることができ、去年からの成長を感じられた。
 負けたけれども、良かった部分を前向きに捉えられるゲームだった。特に1回生は、こういう相手とこの時期にマッチアップできたことは、いい経験になったと思う。

-Voice 京都産業大学・木匠貴大(FW)
 相手はDFラインが高いのでウラを狙おう、アクションしていこうと後半は入った。戦いに行こうという気持ちで、うまいこと前線でボールを引き出してリズムもつかめたが、決定力不足だった。これまでは、最終ラインから蹴ってばかりで、ボールを回すことが出来ていなかった。今年は回せる時間が増えているし、サイドバックからリズムを作ったり、僕が起点になって収めたりというのができるようになってチャンスも増やせていると思います。
 関学には去年0-5で負けたが、今日は得点も取れたし、こちらのサッカーがやれた時間帯もあったので、戦えるという手応えは感じられた。今シーズンは10番を付けているので、一番前で起点になる動きをもっと出していきたい。若い選手が多いので、自分が声を出して引っ張ろうという意識もあります。次の桃山には、去年悔しい逆転負けをしているので、しっかりと勝てるようにしたいです。

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