第39回総理大臣杯全日本大学サッカートーナメント 準決勝・明治大－流通経済大の監督コメントです。
－Voice 明治大学・栗田大輔監督
和泉を先発で使ったのはプラン通り。ベストメンバーで行かないと流経には勝てないと考えていた。東洋大には東洋にフィットする選手を使ったし、今日は流経に対して向いた選手を起用しました。流経はフィジカルが強く縦に早い。うちの両ワイドを生かすサッカーを意識した。もうちょっとバランスよく行けたらいいが、守備のバランスや縦へのボールのセカンドに対する動きが崩れている部分もあった。押されるのはある程度予想していたし、選手がよく頑張ってくれた。うちは２年前の決勝で逆転負けしている。昨日その時のビデオを見てそれを思い出し、入れられても冷静にプレーすることが出来た。今日は内容よりも勝てたことが一番大きい。
－Voice 流通経済大学・中野雄二監督
ＰＫ戦は９回目ですが、初めて負けました。去年と一昨年の総理大臣杯も、去年のインカレも準決勝はＰＫ戦。全国大会の３試合めは体が動かなくなり、勝ちきれなくなる。その中であれだけやれたというのは負けたけれども強かった。ジャッジに納得がいかない部分もあるが、その中でも追いつけたのは、全国優勝を経験してきて成長した部分だと思う。ＰＫ戦はコンディション的にいい選手を出した。森保は練習でもＰＫを外したことがない。その森保が止められたのは、試合勘が足りずに心理的に上回れなかったのだろう。延長後半でＰＫでいいと考えていたし、それで勝てなかったのは監督の采配によるもの。負けたことは悔しいが、気持ちを入れ替えてもっと力をつけていかなくてはいけない。
