【関西】’11リーグ第10節/桃山大-関学大 監督・選手コメント

2011年度 第89回関西学生サッカーリーグ 第10節・桃山学院大-関西学院大の監督・選手コメントです。

-Voice 桃山学院大学・楚輪 博監督
 1-1にされたところで辛抱していれば良いのだが、そこを耐えられない。追いつかれて、勝っていたのにもったいないと思っているのか、1-1にされても振り出しに戻っただけなのに、すごく負けているチームのように消極的になって、バックパスやGKへのパスをしていた。サイドに追い込んで締めて、逆サイドは絞る。ボールを真ん中に展開するときは、サイドを締めようというのは上手く行っていたのに、なんで急に変えるのか。前半は攻めて、拾ってプラスに進んでいたが、後半は攻めにしても守りにしても単発になってしんどかった。リーグで3連勝して総理大臣杯に持っていこうと行っていたが、崩れてしまった。毎週雰囲気は作っていくが、もう一度やり直すしかない。

-Voice 桃山学院大学・谷口 功(DF)
 前半はずっとこっちのペースで自分たちのサッカーをいい流れでできていた。思うように1点取れたし、無失点で前半を終われていい形だった。後半も立ち上がりは良かったが、1点取られてすぐに失点してしまったのがダメだった。取られた後の5分、10分を安定させて流れを断ち切らないといけない。そこで耐えれたらゲームが変わる。ベンチからもそういう声が出ていたけど、雰囲気を変えられなかった。相手がポジションチェンジして、阿部さん、梶川さんが中に入ってくるようになり、前半は二人にフリーで持たれても対処できていたが、センタリングやクロスに対しての動きが整理できなかった。そこは改善しないといけない。いいときはどこにも負けない自信があるけど、悪いときにどうやって変えるかが課題。試合の中ではそういうときがあるので、小さいミスを減らして、モチベーション高くいい雰囲気でやれるようにしていきたい。

-Voice 関西学院大学・成山一郎監督
 桃山はクロスとセットプレーが武器なので、どちらに対して準備をしてきたが、それを上回る鋭さで来られてしまった。今日は前節に比べてセカンドボールが相手に転がる場面が多くて流れは良くなかったが、やられたシーン以外はしぶとくやり続けられていた。HTにもやり方を変えずにしっかりやろうという声が選手たちから出ていたし、後半も戦う気持を持ってやれたのでいいゴールが取れた。前半、相手にサイドを使われてはいたけど、桃山はワンタッチで外に展開してくる。ダイレクトでやられるとアプローチが遅れてしまうので、それがわかっている分だんだん慣れてきたし、失点の後もDFが挫けずにやってくれた。次は前期最後だけど、相手のことよりも関学がここまでやってきたことの積み重ねをしっかり出せるようにしたい。

-Voice 関西学院大学・梶川諒太(MF)
 前半は攻撃のリズムを作れず、どうやって形に持っていこうかという感じだった。失点はやられたのはあれ1本だったし、やれると信じて後半は入った。後ろ向きな人はいなかったし、流れが来るのを信じてプレーした。球際で戦って走った結果、逆転できた。1点めはニアをケアしてくるので、相手もそこまで来るとは思っていないだろうから、ファーまで上げようと思った。津田が良く決めてくれた。今まで前期で勝ち点20以上取ってない。そのチャンスがある中で1週間厳しく気を抜かずにやれば勝ちにつながる。4回生が引っ張って、緩めずに戦う。大産に負けたときは甘かった。目を覚まさせてもらったし、全員が変われたことで結果が出ている。びわこにはなかなか勝っていないが、しっかりと自分らのサッカーをして、いい形で前期を終わりたい。

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