【関西】’11リーグ第20節/同志社-関学大 監督・選手コメント

2011年度 第89回関西学生サッカーリーグ 第20節・同志社大-関西学院大の監督・選手コメントです。

-Voice 同志社大学・望月慎之監督
 前半の展開は余裕がなく、大崩れせずに良く耐えたという感じだった。緊張があったのからしくない失点をしてしまい、相手に付け入る隙を与えてしまったのは、まだまだ経験が足りない部分だと思う。FWにパスが入ってもそこでつぶされてスピードアップできなかった。相手が寄せてきたら横を使えるので、その連携を見直して仕掛けを確認しようとHTに話した。だが、仕掛けてサイドを使って、ボールサイドと逆がフリーになったところへ早くという形で、東矢、村上、杉山がフリーになるチャンスもあったが決められなかった。関大には前期0-3でやられているので、何とか勝ち点を取りたい。4回生は一度チームから離れて、外から見ていろんな気持ちもあっただろうが、やらなあかんという思いで試合に臨んでくれている。残り2試合、望む結果になるように引っ張っていってもらいたい。インカレを意識しすぎず、リラックスして自分らのサッカーを求めて準備していきたい。

-Voice 同志社大学・早坂賢太(MF・主将)
 去年もずっと試合に出ていて得点できず、今年も残り数試合というところになって前節ゴールを決められて気持ちが楽になった。セットプレイのあの場面は取れるかなと思っていた。前半、ミスで2失点して沈んでしまったが、チームとしてやることをはっきりすれば力の差はない。サイドから攻めてやることを徹底しようとHTに話し合ったのと、前半終了間際に1点差にできたことが大きかった。春はいなかった4回生が(就職活動が終わって)戻ってきて、僕も助けられている。最高学年にしかできないことが大学サッカーにはあると思う。次の関大戦ではその違いを出せればいい。大人の部分で勝ちたいです。

-Voice 関西学院大学・成山一郎監督
 いつもの試合に比べたら、同大も関学も球際でファイトしていた。そういうところで先制できて、そういうところで追いつかれた。2点取ったのが早い時間だったので、そこから安全にやりすぎてシュートも前にボールを運ぶのも少なかった。前半終了間際に取られて、相手は行けると思ったろうし、それが後半の入りに出た。4回生だけじゃなく、全員が気持ちを入れて戦っている。平山がミーティングで「いつも4回に助けられているので、下の回がもっと助けられるようにやりたい」と話していたように、4回生が見せている戦う姿勢に下級生が着いてきている。悔しい結果になったが、この勝ち点1が次につながると信じてやっていく。他力が必要だが、自分らが毎日を100%で取り組んでいたらご褒美がもらえるかもしれない。こういう状況をポジティブに捉えてそれくらいの気持ちで残りのリーグ戦に取り組んでいきます。

-Voice 関西学院大学・桑野裕士(MF・主将)
 前半は、前にボールを動かせて2点取れた。失点まではゲーム運びとしても問題なかった。ちょっとしたことで失点している。1点めも1本でやられてもったいなかった。後半は守りに入らず攻めて勝とうと話していたが、2-2になってから受身になって勢いに負けて簡単になったり、弱気になるところもあったが、自分たちが決められるチャンスもあった。内容は良くなっているのだから、自信をもってやれるかどうかが課題。タイムアップのときは、やばいと思ったが、冷静に考えたら2連勝したらまだインカレへの望みはある。他も上位同士であたるし、まずは次、桃山に勝つことが一番大事だと思う。自分たちを信じて、残り2試合を戦っていきます。

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