【関西】’12リーグ第21節/大体大-関学大 スタッフ・選手コメント

2012年度 第90回関西学生サッカーリーグ 第21節・大阪体育大-関西学院大のスタッフ・選手コメントです。

-Voice 大阪体育大学・坂本康博総監督
 早い時間の失点がすべてだった。集中が欠けていた。開始7分で失点し、ゲームプランが狂ってしまった。それでも途中持ち直したのだが、そこでまたやられている。今日の試合だけでなく、やれると思っていたところでやられてしまい、自信をなくしている。4回生は就職を決めたいという気持ちもあるのだろうが、自分よりもチームのためという気持ちがなかなか出てこず、後期は関学のように上向きの状態にはなれていない。カンフル剤を教えて欲しいくらい。最終戦で近大と当たる前に何とかいい状態に持っていきたい。

-Voice 関西学院大学・成山一郎監督
 先制点がチームを落ち着かせてくれた。相手のFWは強いが、DFもラインの上下を上手く駆け引きして、流れの中で集中してやってくれた。はじいたセカンドボールをクリアすると、押し込まれてしまう。セカンドをサポートしてつなぎ、こぼれ球にさせないようにというのを中盤の3人がよくやってくれた。体大のツートップは強烈だが、前期の対戦で動かしつつ押し込んで、低い所から狙われる分には対応できるという手ごたえはあった。今日は怖がらず、サイドを使うならえぐりきってラストパスを出そう、攻守の切り替えを速くやろうというのをやれた。後期に勝ち点を伸ばせたのは、日ごろの紅白戦から激しく練習を積み重ねることで、練習のレベルが上がったことが大きいと思う。その成果を試合で出せるようになったことが結果となっている。残り1試合も全力で関学らしく戦いたい。

-Voice 関西学院大学・卯田堅悟(MF)
 先制点を取れたのがでかかった。落ち着いて余裕を持てたけど、体大に中盤を飛ばされてゲーム運びとしては良くなかった。呉屋と(小林)成豪、泉の3人がウラでもらうタイプだから、ボランチが持ったときに自分は足元でもらって落ち着かそうと考えていた。ボランチを助けるために落ちてもらうことも意識した。守備では呉屋と自分でCBに蹴らすコースを限定するよう寄せていくことでDFが対応しやすくなるようにしていった。2試合ここでやっていたし、グラウンドの悪さは気にならなかったです。逆を取ったら、来た相手は滑ってくれるのでやりやすかった。ゴールは上手いことファーでフリーになっていたので、ゴール前に入っていけば来るかなと思っていたら、ボールが来たので打っていきました。出れない4回生の分もフィールドで走ろうと思っているし、ベンチやスタンドで声を出してくれている4回生のためにも結果を出したい。最終節は勝って4回生を送り出せるようにしたいです。

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