【関西】’13リーグ第8節/関西大-関学大 監督・選手コメント

2013年度 第91回関西学生サッカーリーグ 第8節・関西大-関西学院大の監督・選手コメントです。

-Voice 関西大学・都並優太(DF・主将)
 上手くいったのは前半の最初だけ。何となく点は取れたけど、主導権を握っているという感じはなかった。関学は呉屋が中にいて動いてくるので1本だけを気を付ければいい。あとはサイドの1対1で上回ればいいので、寺岡と間隔を取りつつ守備はしていた。前半はお互いの距離感も良かったので、守っていて相手が怖くはなかったが、身体が動いておらず、奪っても周りも動けていないのが蓄積して後半のような展開になってしまった。後半は前線でのプレッシャーが減って、前に入り込まれる回数を増やされた。DFを崩されたというより、中盤の寄せが甘くてプレスに行くのが遅れていった。相手との距離が甘く、1対1も後手になっていった。関西選手権の後、調整としても悪くはなかったのに足が止まっていた。関学の方がコンディションも良く、狙いが分かっていても外せずに、狙われているところに入られた。勝ちきれなかったダメージもあるが、チームとしても個人としても調整の部分を見直して次はしっかりと勝って総理大臣杯につなげたい。

-Voice 関西学院大学・成山一郎監督
 立ち上がり思い切って試合に入らせてやれず、責任を感じている。試合の雰囲気や関大の方が場馴れしていることもあったが、こういうゲームで勝ちきらないといつまでもビビった感じで試合に臨むチームから脱却できない。チームとしてまだまだ高められていないと思う。前半は戦術とかよりも気持ちの部分で負けていた。前に行けるし、周りを進めさせることもできるのに、人任せの弱気なプレーで相手のプレスに引っかかっていた。0-2になってやっと開き直って上手くいった。前にプレーし始めて、後ろも集中して足を止めずにやれた。だからこそ入りが上手く行かなかったことが悔しい。掲げている目標を達成することを考えると、まだまだチームとして足りない部分が多い。ここ何年か前期に勝ち点を稼げず、後期に頑張ってもインカレに届かないという状況が続いているので、追いついて満足せずに勝たなければいけない試合だった。

-Voice 関西学院大学・沓掛勇太(DF)
 前半は慎重に入り過ぎた。ビビってるとも言われたが、自分たちのスタイルである前にプレーするということが出来なかった。繋ぎつつ前に行くというのもだけど、前に蹴って走ることで押し上げることもできる。状況をみてそういうプレーもできたら良かった。失点した後、声をかけてやろうとしたが、2失点目はサイドを崩されてセンタリングに対して戻っていたけれど、マイナスのボールに対してマークがついていなかった。前半終了間際からようやくシュートまで行けるようになったが、2点取られてからでは遅い。最初っからやれていたら違う結果にできた。後半は攻めることが出来ていた分、もっと点を取れるチャンスもあった。ゴール前の落ち着けるところで、こだわってやれば決めることが出来ていたと思う。得点は気持ちで入れました。胸トラップした時に、いいところに置けたので振りぬこうと思っていた。練習からもっと緊張感を持ってやらないと、あと一歩というのを越えられない。危機感を持って4回生がしっかりとひっぱっていきたい。

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