第59回全日本大学サッカー選手権大会 2回戦・駒澤大-中京大の監督コメントです。
-Voice 中京大学・西ヶ谷隆之監督
やることはいつもと変わらない。選手にはリラックスさせてやるようにした。先(決勝戦)のことは考えず、一つひとつこういう試合をやっていくだけです。今日は自分たちのサッカーを選手一人ひとりが忠実にやってくれた。
(今日は中央でプレーしていた平山照晃選手を、他の選手の交代があったことで右サイドのポジションに代えたあと、平山選手の右サイドのクロスボールから先制点が生まれたが)小川(真司)がちょっとケガ気味ということもあって、アップダウンができなくなってきてセカンドボールが拾えなくってきたので。ウチとしては駒澤の『行ってこいサッカー』にはまらないように、プレッシャーを受けないところでボール運びをしたかった。駒澤はタテに速いので、それに対しては(ディフェンスラインは)4枚でやったり、時には3枚になって対応した。駒澤にタテへのロングボールを蹴らせないようにするといっても蹴られてしまうので、蹴られたあとをどうするかがが攻撃のところのポイントだった。それは夏(総理大臣杯)と同じで、そこで耐えられるかが問題だったが、4年生がたくましくなってくれた。そういった中で、ウチが1点先に取れたのがよかった。また、あの相手にリスタートで(追加点でもある決勝ゴールが)取れたのは素晴らしい。選手はこの1年間で見違えるほど伸びて、伸び伸び試合をしていた。勝ち続けるという気持ちを持って、自信を持ってやっていた。
<コメント取材協力(敬称略)>
赤沼圭子