2010年度 第88回関西学生サッカーリーグ 第22節・近畿大-立命館大のスタッフ・選手コメントです。
-Voice 近畿大学・松井清隆コーチ
入り方はいい雰囲気だったが、負けているときはこういうもんだろう。基本に忠実に数的優位を作ろうといっていたが、はさみに行って中に入られてしまった。うちは頑張ってる子を使うのが基本で、今日もやろうとする方向は間違っていなかったが、ちょっとした差がこういう結果になった。ごまかしてやって、勝っては行けないチームだとは判っていたので、ベースとして一生懸命やることを掲げて雰囲気作りから良くなってきた。100%でサッカーをするという中で、サッカーで人を作っていくことが次のステップにつながる。開幕当初は勝ち点28くらいを取れれば入れ替え戦を回避できるかなと思っていたが、最後インカレが見えるところまでこれた。来年も近大の良さを残しつつ、基本の徹底を追及していきたい。
-Voice 近畿大学・松原優吉(DF・ゲームキャプテン)
サイドバックが起点になって、両サイドが上がったところにボランチの近石がDFに入る感じで崩そうと言っていたが、失点してもやり方は変えなかった。大量点を狙ってはいたが、逆に失点してしまった。今年は夏も秋も惜しいところまでは行くけれど、惜しいで終わってしまった。リーグが始まる前は、上位争いができるとは思っていなかった。前期の終わりくらいからチームの形もできてきて、トップの選手からDFを頑張ってくれて、ショートカウンターというのがはまってきた。後期は相手もスカウティングしてきて、対応してきたところ崩せなかった。指導者が変わって、周りからちゃらいと思われている近大のイメージも変わった。最初は戸惑ってぶつかったりもしたけど、リーグが始まってからは一つになってトレーニングに取り組むことができた。チームのベースはこのまま崩れないと思うので、今年の経験を生かして足りない部分を補えるよう、後輩たちには頑張っていって欲しいです。
-Voice 立命館大学・前野貴徳(DF・主将)
他の結果を待って3位となるより、勝って3位になることは価値が違う。去年の3位よりもレベルアップできたと思う。普段からコミュニケーションをとってきたし、4回生全員でやっていこうと決めたことを、チーム全員で取り組んできた。下の学年の意識も高く、チームとして一つになれたことが、去年を上回れたと思います。今日は前半得点できたのは大きかったが、追加点がなかなか取れずしんどかった。最後まで球際で強く行こうと意識して、身体を張って守れたし、全員が集中して試合をやれた。インカレまで気持ちを切らさずに、もう一つレベルアップしたい。チームのみんなで言い合って、厳しくお互いを高めていきたい。