2011年度 第14回兵庫県サッカー選手権 準決勝・関西学院大-バンディオンセ加古川の監督・選手コメントです。
-Voice 関西学院大学・成山一郎監督
関学は守備が安定すると前の選手も生きる。選手たちは攻撃の練習をしたいだろうが、まず守備の練習をしっかりとやっていく。この試合に向けて、選手たちはビデオミーティングをしていたが、自分たちのやることをしっかりやろうと話していた。前期リーグが6月で終了し、Jリーグと練習試合を入れて、天皇杯でJ1チームに勝とうという目標を現実的に捕らえられるようにしてきた。その中でこのゲームを最初のターゲットとして気持を持っていけたし、バンディオンセは力のあるチームと知っていたので、集中して試合に入れた。関学の先輩方から、サッカー部はもっとしっかりするようにという言葉をいただき、ピッチ外からもっとちゃんとやろうと改めて考えされられた。ピッチ外ができていなければピッチ内の基準も緩む。この後、遠征、定期戦と続くが、緩めずに取り組んでいきたい。
-Voice 関西学院大学・上田耕治(GK)
総理大臣杯に出られなかった分、前期が終わって気持を切り替えられた。いい準備かどうかは分からないが、天皇杯を意識して練習することができた。前期を戦って、立ち上がりや前後半の終わりという取られてはいけないところで失点してしまうことが課題だった。社会人は1点取ったら引いて守って来るので、先制することが大事と話していた。後半立ち上がりに取れたことで、自分たちのペースで試合ができた。最後、相手は攻めに来るだろうと分かっていたが、今日は声を掛け合って0で終われた。前期が終わって初の公式戦で集中してやれてよかった。崩されるよりもミスやカウンターから失点してしまうことが多い。そのときのリスクマネジメントをしっかり頭に入れて戦えば大丈夫と思っていた。本大会に出場できるよう、決勝戦も頑張ります。
Data:
関西学院大 2-0(前半0-0) バンディオンセ加古川
得点:【関学大】53分 梶川諒太、
得点:【関学大】67分 阿部浩之(PK)
Member:
【関西学院大】
GK:上田耕治
DF:井林 章、高橋宏次郎、津田真吾、山内一樹
MF:桑野裕士、梶川諒太(→89分 高松功一)、阿部浩之、関 皓平(→82分 熊木 翼)
FW:中村龍一郎(→64分 浦島彰洋)、三ノ宮健介
サブ:横江 諒、福森直也、加藤龍平、小幡元輝
【バンディオンセ加古川】
GK:竹内和也
DF:鳥濱誠司、池ノ谷晋里、出原弘毅(→65分 松本聖矢)、福田俊太
MF:桶田慎二、小山拓土(→57分 宮本健二)、池田昌広(→57分 木村純哉)、岩切ケン(→71分 安原主税)
FW:吉田真史、前田竜太(→57分 西口大輔)
サブ:松上大毅、平田達朗