【関西】’11リーグ第13節/同志社-びわこ 監督・選手コメント

2011年度 第89回関西学生サッカーリーグ 第13節・同志社大-びわこ成蹊スポーツ大の監督・選手コメントです。

-Voice 同志社大学・望月慎之監督
 先週の試合から考えれば、硬さも取れたかな。前半はびわこの松田(力・FW)の突破力に対して必要以上に焦ってしまい、上手い使われ方でコースを作られてシュートを打たれていた。まだ、CBの安定感がない。福岡は元々FWで、前期IリーグでCBをやらせたところ、強さがあったので夏の間にトップのゲームでどれだけやれるかを試してきた。イメージしていた以上に力を発揮できているので、定着させた。早坂がDFに入ると失点は抑えられるが、攻撃の形を作れず物足りない。早坂の展開力を攻撃につなげるためにも、CBを模索していてこういう形になった。先週は早坂も下がり気味で、攻撃のスタートが深かった。今日は積極的に仕掛けるテーマで練習をやってきた成果が出た。去年、一昨年だったら、2回も追いつかれたら試合を投げたり、切れてしまうというところがあったが、そこで諦めずに戦えるようになったのが、成長してきたかなと嬉しく感じる部分です。

-Voice 同志社大学・早坂賢太(MF・主将)
 出てくる選手は実績もあるので、チャンスがあれば取ってくれると信じていた。逆転されないことだけを考えてやったら、最後得点につながった。前半は、取られたあとの守備で、引いて守るところで引けずに打たれていたので、チームとして中途半端にならないよう、引くところは引いてためて行こうと後半は臨んだ。相手の運動量が落ちたのもあって起点を作れたし、前半のずれを修正できたことが大きかった。前の選手が帰ってきたので、今日は自分がCBを助けようと意識的に引いて声をかけてカバーすることを心がけた。前期は4回が少なかったので、一人で背負い込むこともあったが、就職活動が終わってみんなが戻ってきたので、自分の役割に集中できるし、試合でも練習の時でもいろんな声を出してくれて、助けられているのは大きいです。

-Voice びわこ成蹊スポーツ大学・望月 聡監督
 一生懸命頑張っているので、結果として実を結んで欲しいのだが…。追いついて一瞬の集中を欠いてしまった。手を抜いているわけではないが、迫力や勢いといったものが足りない。勝つ時はそういうものがある。集中して先にボールに触り、相手よりも先手を取ると言う場面をもっと作り出さないと、一生懸命やっていてもやられてしまう。最大限力を出すために声でスイッチが入るようになれば、意識もひとつになる。体力は落ちても声は出せるので、その部分をやっていく。

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