【関西】’11リーグ第22節/関学大-大体大 監督・選手コメント

2011年度 第89回関西学生サッカーリーグ 第22節・関西学院大-大阪体育大の監督・選手コメントです。

-Voice 関西学院大学・成山一郎監督
 最後まで自分らでしっかりやろうという気持ちで戦っていたが、前半はショートパスのみになっていた。長いパスも短いパスもスペースも足元も使えるのに、それを出せていなかった。ミスをしてしまうのを怖がって、セーフティばかりになっていた。ウラへの動きが少ないので中村を投入し、後半は前にボールを運べるようになった。今年はチームのスタイルを作り上げるのに、前期いっぱい使ってしまった。成熟したチームになりきれなかったが、ぶれずにやることをやろうとここまで持ってこれた。全国大会に出られなかった悔しさもあるが、OBの方々、保護者の方々、スタッフ、着いてきてくれた選手がいたからこそここまで来れた。来年への宿題をもらったので、より確実にやっていく。4回生が残してくれたものを成長させていきたい。それがチームとしての上積みだと思う。

-Voice 関西学院大学・桑野裕士(MF・主将)
 サッカーとして結果を出したかったので、1週間突き詰めて練習をしてきたが、決めるところを決めきれず引き分けという結果になった。そこが自分たちの甘さ、力のなさだと思う。今日決めることができていたらこれまでも変わっていただろう。いいサッカーをやれるようになり進歩はあったが、結果という一番大事なところを出せていない。悔しいし、そこが課題かなと感じた。今日は前半相手が前から来ていて後手になってしまったが、後半は修正できて自信を持ってやることができた。いかに自分らが主導でやれるかだし、修正できる力を身につければ相手がどこでも得点できる。ベースとしてはがむしゃらにやる関学らしいサッカーと、ピッチの外では応援も一生懸命頑張る部分を後輩たちには大事にしていって欲しい。これからもお互いを認めていく人間性を持ったチームであって欲しいと思います。

-Voice 大阪体育大学・濱上孝次(DF・ゲームキャプテン)
 最終戦だけど4回生がスタメンに入っていなかったので、責任も感じたし、来年自分たちがやっていけるというのを見せたかったので、気持ちを引き締めてやった。前半はお互いの距離感も良かったが、後半はバテてきて一人一人が遠くなって孤立してしまった。そういうときに落ち着かすことが大事だった。関学は阿部くんにボールが入って前を向かすとシュートを打たれてしまう。そうならないように阿部くんとDFの間に一枚挟むことを意識して、それを90分やれた。来年までにDFの基本である1対1の対人の強さをもっと上げていきたい。最高学年になって、まとめる責任もある。求められるものも多くなると思うし、坂本先生に認められるようにチームを作っていきたい。総理大臣杯は経験しているが、チームとしてインカレにはずっと出られていないので、来年はインカレで戦えるようにやっていきたいです。

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