2010年度 第88回関西学生サッカーリーグ 第１５節・桃山学院大－甲南大の監督・選手コメントです。
－Voice 桃山学院大学・松本直也監督
自分たちでバタバタしてしまった。ボールを奪ってウラをつくところとタメを作るところの判断が狂うと後半みたいになってしまう。前半はウラもサイドも使えたが、それをしっかり９０分やれるようにしないとダメ。後半立ち上がりのチャンスに決めていたらもっと違う結果になっただろうが、バタバタするのはいつものことだから、徐々に変えていくしかない。（齋藤）達也は、今あまり調子が良くないのだが、セイフティリードだし、時間を与えたかった。ここから勝負の試合が続くので、達也の力が必要になるときが必ず来る。次の関西国際には前期負けているので、しっかりリベンジを果たしたい。
－Voice 桃山学院大学・濱中優俊（ＭＦ）
先週の立命戦では点に絡めず、結果を残したかった。２点取れて、今日の勝利につなげられました。後期の開幕戦は堅かったけれど、自然体でプレーできるようになった。今日は崩した形の得点じゃなかったので、アシストしてくれたみんなに感謝しています。前半は自分たちらしい攻撃ができて３－０でおりかえせた。０－０の気持ちで後半に入ったけれど、僕やＦＷが起点になるプレーをできなかった。後半のような展開のときに、いかに自分たちが冷静になって内容を良くしていけるかが重要だと思います。もう最後のリーグだし、４回生でひっぱらないといけない。僕も攻撃の起点になるようどんどん仕掛けていこうと心がけています。これまでＡチームにいても試合に絡めず、つらい思いもしたけれど、こうやって最後のシーズンに試合に出れて貢献できたのは嬉しい。頑張ればやれるんだぞというのを後輩にも見て欲しいです。
－Voice 甲南大学・潮田晴司監督
「お前たちの力はこれだけか」とだけハーフタイムには話した。これでは終われないし、選手たちがそこから考えてゲームをしてくれた。先制できるかどうかでずいぶん変わるのは、メンタルの弱さで課題の部分。前半はマークが甘く、もっとチャレンジしなくてはいけなかった。技術のある相手を自由にさせるといいパスを出されてしまう。１点を返したあと勢いも出たし、もう１点欲しかった。強みであるセットプレーで取れていたら良かったが、仕方ない。残り試合も今日の後半のような試合をやっていきたい。決してやれないことはない。
－Voice 甲南大学・原 宏樹（ＦＷ）
前半の失点は時間が早かったし、２失点めも自分たちの不用意なミスだった。ＤＦラインがしっかり集中してやることが必要だと思う。桃山のＣＢはヘディングが強いので、サイドに散らしてやろうと後半は意識した。相手もリードして気が抜けたのか、僕のところでボールがおさまるようになり、思うような攻撃が出来るようになった。そこでフィニッシュまで行けたらよかったけど、相手が強いのでなかなか自分らが思うようには取れなかった。ゴールは狙いどおりですけれど、ＧＫが前に出ていたのでラッキーゴールです。あの時間帯に追加点を取れていたらと思う。ここまで苦しい試合が続いているが、今日は後期で一番手ごたえがあった。もう負けられないし、次は勝てるよう１週間調整していきたいです。
