関西選抜－関東選抜Ｂの監督・選手コメントです。
－成山一郎監督（関西学院大学）
勝ったのは選手のおかげです。気合が入っていたのがよかった。昨日は簡単な試合はないということを学ばせてもらった。僕が言わなくては今日の試合に対して、みな気持ちを入れて向かってくれた。今日は前半はがちがちの勝負になるだろうし、勝負は後半ラストと思っていたので、途中からどういう選手を入れていくかということも考えていた。前半を１－０で折り返して、後半は２点めを取りに行くという気持ちでやれたことが大きかった。関西での練習からずっと２トップでやっていたが、なかなかＦＷふたりのいい連携を引き出してやれなかった。和田や望月という選手もサイドで起用するより、トップ下のほうが特徴が生きるので、今日は１トップで臨んだ。望月はうまくボールを受けて河田との連携よくプレーしてくれたし、代わって入った和田もクオリティの高さを出してくれた。
決勝で勝つことで関西の底力というのを見せられる。関西の強さ、良さを見せられるように明日もいい結果を出せるようにしたいです。
－福森直也（関西学院大学・主将）
昨日とはＣＢの組み合わせが違ったが坂本は香川とは違う強さがあるので、お互いに前へつぶしに行ってチャレンジアンドカバーがうまくやれたことで、中盤も楽になっていい形でボールを取ることができ、いい攻撃につながったと思う。相手のプレッシャーも早かったが、中盤がワンタッチではたいて、寄せてくる相手に対して冷静にはがすこともできていた。北海道東北との試合では、相手がフリーなのにボールが出てからバックステップを踏む形になってしまい、蹴られる瞬間に処理できるところで後手を踏んでしまった。今日はアップダウンを気にしつつやれて、うまく修正できました。
決勝に出ていくことで、大学サッカーでの関西の力を見せることができる。いい結果を毎年出していければ関東と関西の位置づけも変わっていく。その一歩になれるよう明日の決勝も頑張ります。
－河田篤秀（阪南大学）
ＰＫは元々自信があったんですけど、昨日外してしまったので、次があったら必ず蹴ろうと思ってました。自分で（ＰＫを）取ったので、迷わず蹴りに行った。やっと選抜で得点できたので気持ちも楽になりました。思い切って入っていった試合では点を取れているし、そういう思い切りの部分がこれまで足りなかった。２点めはごっつぁんゴールですけど(笑)、自分らしさは出ていたと思います。１トップはやりやすかった。関東Ｂのバックはウラを消してくるので、足元にうまく収めることができた。決勝は楽しみでしかない。調子もいいし、点を取りたいです。
