【’15総理大臣杯】2回戦/高知大-関西学院大 監督・選手コメント

第39回総理大臣杯全日本大学サッカートーナメント 2回戦・高知大-関西学院大の監督・選手コメントです。

-Voice 関西学院大学・成山一郎監督
 向こうは1ゲームこなしているが、こちらは初戦なので前半は難しい戦いになることは覚悟していたが予想以上だった。ハーフタイムには数的不利だが負けずに死に物狂いでやろうと話をした。選手たちは集中を切らさずによくやってくれた。退場になったときは、前半の残り時間をとにかくしのげと声をかけた。一人少ない状態では、カウンターの形が大切になる。お互いの距離を離れないようにして、どういう形で攻撃を仕掛けるかは選手たちで考えるようにさせたが、守備に追われてしまい、違いを出さないといけない所で工夫を見せることが難しかった。
 選手たちはよく頑張ったが、よく頑張っただけというのが正直なところでもある。イエローをもらったり、自分たちのリズムでやれないときにどうやっていくのかという部分をもっとしっかり合わせないといけない。次に進めたという勢いの部分を大事に、準々決勝を戦いたい。

-Voice 関西学院大学・井筒陸也(DF・主将)
 初戦ということもあったが、改めて全国大会の厳しさというのを体感した。自分たちの甘さもあったと思う。退場が出てからは引いてカウンターを狙い、守備とロングボールへの対応をしっかりやろうと合わせた。11対11の時よりもFWとDFラインの間が広がっていたので、DFラインを高く保ちFWを下げてセカンドを拾ってカウンターを仕掛けようとした。高知は僕らの中途半端な所には来なかったので、イージーミスをしないように気をつけた。その集中の部分で上回れて上手く守れたと思う。数的不利になったが、チームとしてひとつに成れ、変わって入った小野や池田、小川原もしっかりと戦ってくれて、総合力を出すことは出来た。
 高知大の主将の西岡とは、初芝橋本で一緒にセンターバックを組んでいた。全国大会で同じピッチに立てて、お互いキャプテンとして戦えて、サッカーを続けてきて良かった。選手としても楽しみにしていた試合だったし、思い出に残る一戦になりました。

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