【関西】’13リーグ第21節/関学大-桃山大 監督・選手コメント

2013年度 第91回関西学生サッカーリーグ 第21節・関西学院大-桃山学院大の監督・選手コメントです。

-Voice 関西学院大学・成山一郎監督
 先週負けて危機感も強かった。自分たちの出来ることをやっていこうと話していたが、今日はアップ中も硬かったし、ゲームでもパスを受けてつないでという普段の感じはなかった。だけど、プレーも気持ちも勝ちに徹して走りきった。そこでひとりでも気持ちを抜くヤツがいたら、桃山の試合になっていただろう。そういう気持ちが入ったやり合いの中で勝つことができた。
 このチームは関西のリーグ戦で育ててもらったので、ちゃんとこのリーグで3位になることが今の最大の目標(注:試合終了時点では、順位は未確定だった)。明日の結果でまだどうなるかはわからないし、戦いきれるように次の一週間もやりきっていく。

-Voice 関西学院大学・一森 純(GK)
 インカレ出場を達成するためにかなりプレッシャーもかかっていたが、チームの雰囲気は良かったのでしっかりやろうと話していた。前半はこういうかかった試合だからか、ボールへボールへと人が入っていってしまい、いつも出来ているリスク管理の声が少なかった。後半になって改善されたが、CBが出たところのSBの絞りが甘く、ウラに一本で行かれていた。そういう場面で2つ先を予測して、僕がSBに声をかけて修正させるようにしていきたい。失点の場面は止められたと思ったんですけど、入れられてしまった。でも、(道上)隼人に取られたことで燃えてプラスに変えられた。最後のリーグで隼人と試合をやれて良かった。対戦したのは2回の秋以降なので、うれしかったです。
 去年4位だったし、今年はそれを越えたい。1回生のときから毎年順位を上げて来ているので、3位で終わってインカレにつなげたいです。

-Voice 桃山学院大学・楚輪 博監督
 インカレ出場のためには、引き分けも負けも許されない状況だったので、みんな死にものぐるいでやったが、結局自分たちのミスで負けてしまった。だが、選手たちはよくがんばったと思う。関学はサイドに飛び出す力があるので、そこはケアしていった。最後は得点するために、井上や釘貫も上げて前線に求心力を持って前に向かったが、得点にはつながらなかった。しかし、そういった手をうつことに対して、反応してがんばるということがこういう試合では大切だ。
 最終節は何も掛からない状態になってしまったが、やり切ることが出来るようにしていきたい。

-Voice 桃山学院大学・中田寛人(MF・主将)
 前期は関学に勝っているので、その時のイメージを大事にしつつ、気持ちで相手を倒そうと思っていた。失点したが追いついてムードを盛り上げることができた。だけどチャンスをモノにできず、逆に取られてしまった。関学はDFの間を使ってくるので、小林を常に自分の視野に入れてボランチとFWの間でボールを取りきろうとした。でも、1失点めは呉屋に間に入られてしまった。最後は呉屋のところをつぶして、セカンドボールをうちの前線の背の高い選手に当てていこうとしたが、チーム全体の精度が足りなかった。
 今年は最初はなかなか結果が出せずに辛抱の時期もあったけど、悪いなりに入替戦は免れることはできた。僕は声を出して引っ張るタイプではないけど、下の学年も含めてみんなの意見が出てきたことで、チームとして良くなっていったと思う。来年はインカレにいけるよう、まとまってチームを作っていってほしいです。最後の試合は桃山らしいサッカーを出来るようにしっかりやりたい。

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