2012年度 第90回関西学生サッカーリーグ 第１１節・大阪学院大－京都産業大の監督・選手コメントです。
－Voice 京都産業大学・古井裕之監督
大阪学院は技術があるので、しっかりブロックを作って人に対してマッチアップすることを意識した。引いて守るのではなく、前線から取りに行くディフェンスをして、そこからショートカウンターを仕掛け、右サイドの冨田と松永で崩していこうという狙いだった。その狙いからセットプレーになり、２点取れていい流れでゲームを進められた。前節、びわこに対して悪い負け方をしたので、そこから締めて上積みができた。攻守の切り替えをスピードアップし、諦めずにやりきることを一番に取り組んできた。今日は失点をしていないことも成長の一つだと思う。岩本は粗削りだが、思い切って起用している。周りが彼をサポートしようという気持ちでやっていることが、守備の連動の意識につながっている。後期にはどこのチームも上積みしてくる。美濃部コーチがこれまでやってきたことの反復になるが、試合でそれができるようになってきているので、夏の間にしっかりと練習を積み重ねていきたい。
－Voice 京都産業大学・松永俊吾（ＭＦ）
相手は上手いから回されるのは仕方ない。守備から入ってショートカウンターでいこうという意図だった。セットから上手く点も入ったし気持ちも上がった。２点めは上手く切り替えられたので、そのままひとりで持って行きました。決められて良かったです。冨田との連携は二人が同じラインに入らないことに気を付けている。角度をつけることでＦＷがそこに入って連動することができる。一つ一つのプレーもだけど、身体の向きの作り方や、ゴールを意識した前向きの姿勢を美濃部さんに教えてもらったことで、よりボールがつながるようになった。自分が出遅れた分、チームのために何かをできたらと思っていたので、結果を出せてよかったです。阪南戦もいつも通り守備から入って自分らのサッカーができたらいい方向に行くと思う。連勝できるよう、しっかり練習したい。
