【’12天皇杯兵庫県予選】決勝/神戸U-18-関学大 監督・選手コメント

2012年度 第15回兵庫県サッカー選手権 決勝・ヴィッセル神戸U-18-関西学院大の監督・選手コメントです。

-Voice 関西学院大学・成山一郎監督
 前半はプレーが消極的だった。ミスは気にならないが、消極的なプレーは次につながらない。プレーも気持ちも前に行こうと統一して、後半はやれたと思う。失点は早い時間だったので、切り替えることができたし、リーグ前期と夏の練習で苦しんできた中で、忍耐強くプレーするということが今日は出せた。1回生が得点してくれたのも、成長の部分だと思う。後ろには上級生が多いので、攻め込まれても崩れずに耐えてやれた。2・3回生も声を出して間をつないでくれるようになってきた。去年は4回生が多いチームだったので、今年は最初からすんなりいくことはないと思っていたが、その中でどうまとまっていくかということを苦しい練習を乗り切ることでやれるようになってきた。ヴィッセルは半端なく上手いので、こちらとしても高校生だからという気持ちではなく真剣に取り組めたし、自分たちらしくひたむきに戦うことが関学のサッカーなので、相手に回されても苛々することなくやれた。次のSAGAWAは力は上だが、戦い方を合わせてやれば勝てない相手ではない。1週間きっちりとそこを合わせて勝負したい。

-Voice 関西学院大学・井林 章(DF)
 今日はこの夏の成長を出せた。遠征でいろいろあったけれど、そんな中でそれぞれが成長して変わらないとという気持ちでやってきたことを今日の試合で出せたと思う。早い時間に失点したが、落ち着いていこうと声を掛け合い、結果としてひっくり返すことができた。神戸が上手いのはわかっていたから、捕まえた時にファーストDFがしっかりついて後ろを向かすことと、一人めがついた後のセカンドDFのポジションと距離感を声を掛け合って上手くやれた。はまった時に連動した動きができていたし、蹴らすところはしっかり対応できていたので守備の手ごたえはあった。2点めを取られたが、リードしているのだからあわてずに落ち着いて前線が頑張ってくれたので、後ろは身体を張るだけだった。SAGAWAも上手いチームなので、しっかりと守備をしてカウンターでいい流れを作れるようにしたいです。

-Voice 関西学院大学・小林成豪(MF)
 思っていたよりも神戸は上手かったし、体力的にもきつかった。ボールを奪えばカウンターでチャンスになる。その形が作れて得点できたので良かったです。1点めは自分でドリブルで行ききることができなかったのでパスを出したら、呉屋がいい動きで入ってきてくれました。(3点めのゴールは)ヘディングで決めたのは中学校の時以来です。普段、CKで中に入らないんですけど、いいボールが来たので当てるだけでした。スタートが慌ててバタバタしてしまうことは課題だし、奪った後に大事に繋ぐのか、カウンターで仕掛けるのかという判断がもっと必要になってくる。その部分をしっかりとトレーニングして、JFLのチームに勝てるように頑張りたいです。

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