2012年度 第90回関西学生サッカーリーグ 第１５節・阪南大－関西学院大の監督・選手コメントです。
－Voice 阪南大学・須佐徹太郎監督
前半はケアレスミスが多すぎた。クロスに対するつめ方が悪く、キックの精度もなかったので、全部速攻をくらっていた。そこでラインコントロールができなかったときに、失点してしまった。だが、後半は集中してゲームを制圧することができた。近大戦は引いた相手をどう崩すかというのが出来なかったが、今日は相手をしっかりつかんで、自分らをでどう攻めるかというのをやれた。(窪田)良の声が出ている間しか、ゲームのコントロールができていないことは課題だが、もっとウラを取ってワンツーで前に行けるような場面を増やせるようにしていきたい。
－Voice 阪南大学・窪田 良（ＭＦ）
前半はクロスに対する入り方がよくなかったので、逆にこぼれ球からカウンターをくらって先制されてしまった。ツートップの河田と小池のところでしっかりとボールに入ってもらおうという意図だったが、前半はそれがなかなかうまく行かなかった。後半の２点はクロスの入り方を生かして得点でき、前半の課題を改善することができました。関学は近大のように引くのではなく、ボールにアプローチしてきたので対応もしやすかったから先制されても焦らずに落ち着いてやれた。大学選抜では、みんな一つのプレー、一つのパスに対するこだわりがすごかったし、そういう中でプレーできたことを生かしたい。関西でも自分のプレーにこだわりを持ってやっていきたい。一つ一つのプレーの精度を上げていきたいです。
－Voice 関西学院大学・成山一郎監督
立ち上がりはおっかなびっくりだったが、奪った後に攻守の切り替えを早くしてマイボールにしたり、１対１で強く当たって流れを取れて、先制できたのでいい流れを作れた。だけど９０分のトータルで考えると、押し込まれる時間が長かった。後半は風下というのもあったが、流れを掴めていないときに、ひとりひとりがチーム全体の悪い流れに引っ張られて、前半のように積極的にはやれなかった。そういうときに個人の良さを出せるようなタフさを、残りの試合で身に着けさせたい。それでも、１－３になっても何とかしようというのは伝わってきた。ちょっとずつ良くなっている部分はあるので、そこを大事に１週間を大切に使いたい。甘い部分がまだあるが、シーズンをかけて自分らが満足するゲームをやれるようにしてやりたい。
－Voice 関西学院大学・福原翔太（ＭＦ）
夏の遠征でも関東相手にやれないことはなかったし、いい試合が続いていたので、阪南相手に守るのではなく先取点を取りに行こうという気持ちでゲームに入った。先制できたし、前半を１－０で折り返せたらもう少し楽に試合を進められたが、後半は風下でキックが飛ばず、後手後手になって押されてしまった。誰ひとり、手を抜いているわけではないし、あとちょっとのところが足りずに、後半２失点してしまった。ＤＦには上級生が多いので崩れんとこう、俺らのところでしっかり守ったら、前の下級生がのびのびと攻撃をしてくれると思って、集中して守備をやれている。ボランチの守備は良くなっているが、こういう苦しい試合で打開できるような攻撃を僕と関のところでやれたらよかったけれど、守ることでいっぱいいっぱいになってしまった。だけど、１－３になっても全員が最後まで諦めずに戦い抜くことができた。今日足りなかった部分を、次の試合では出して行けるようにしっかり練習していきます。
