【関西】’12リーグ第20節/関学大-同志社 監督・選手コメント

2012年度 第90回関西学生サッカーリーグ 第20節・関西学院大-同志社大の監督・選手コメントです。

-Voice 関西学院大学・成山一郎監督
 近大戦はビデオを見ても最後のシュートで決めきれていなかった。今週はシュートにこだわって練習してきたし、ボランチも積極的にミドルを狙っていった。その成果を出せたと思う。
 同志社も最下位から脱出するために気合が入っているので、それ以上の勢いを持ってやろうと試合前に4回生からも話があった。昨日、関大が勝ったためにインカレは消滅したが、これまでも連敗して順位が上がらない苦しい状況であっても、関学は次の日には全力で練習に取り組んできた。今日も全力で戦おう、3位が無理なら4位を狙い、去年の5位という順位を上回って成長したところを見せようと気持ちを合わせてやれた。残り2試合しかないが、1つでも順位が上がるように、全員で頑張っていきたい。

-Voice 関西学院大学・呉屋大翔(FW)
 「インカレは消えたが、ちょっとでも上に行こう」と試合前に監督から話があって、みんなモチベーションも高かった。近大戦では決められなかったし、その分も取ろうと思っていたから、得点できて良かったです。練習試合では6点取ったこともあるけど、公式戦でのダブルハットトリックは初めてです。周りがいいボールを出してくれたので、自分は押し込むだけでした。引き出す動きは練習中からやってきているが、パスが良かったから6点取れたと思います。前期は得点できていないので、もっとゴールを決めたい。シーズンが始まる前に、「10点取る」というのを今年の目標として監督に提出してたんですけど、それを超えることができたので、次はできれば15点、とにかくちょっとでも多く点を取りたいです。

-Voice 同志社大学・望月慎之監督
 前の選手が行ききれず、行こうとしたところで外されてラインが下がって間延びしてしまった。最終ラインで奪っても、前線が遠くてパスが出せないでいたら、関学がコンパクトに来てかぶせられて攻め込まれた。後半は形になりかけた所で失点して、再び動きが重くなってしまった。今までの積み重ねや今置かれている状況を理解して、覚悟をせなあかんところにいる。そこは選手も理解しているだろうし、気持ちを切り替えてやる意識はしていると思う。だが、次のゲームに繋がるかというところに行っておらず、お互いが一つになりきれないまま、探りながらサッカーをしている。しかし、ここでバラバラになったら意味がない。4回生がどうまとめるのか、下級生がやっていくのか、選手たちも自覚してやらなくては状況は変えられないと思う。

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