【関西】’12リーグ第22節/関学大-立命大 スタッフ・選手コメント

2012年度 第90回関西学生サッカーリーグ 第22節・関西学院大-立命館大のスタッフ・選手コメントです。

-Voice 関西学院大学・成山一郎監督
 ゲーム前に確認したのは、最後だからとか4回生のためという理由ではなく、今まで通りの準備をしてやっていこうということでした。前半は上手く入れたが、なかなか得点できなかった。関と福原がボールを持ったとき、呉屋と卯田の足元に入れてしまい、迫力が出なかったのでウラを狙おうとしたが、そうするとウラばかり狙いすぎてしまう。CBとボランチの間で受けて、引っ張り出そうという動きを前線がなかなかうまくやれなかった。だがしっかりチャンスを作れているからやり方を変えず、集中して勝とうとハーフタイムに確認し、最後までよく戦ってくれた。後半は違いを作りたい部分で森を投入した。森もクオリティの高いプレーができるし、リズムを変えてチャンスで決めてくれた。
今年は前期苦しい試合が続いたが、そういう時でも下を向かず、手抜きをせずブレずにやるべきことを毎日やり続けた。4回生がそういう姿勢を見えてくれたことが大きかったし、今年の4回生にも引き継がれていた関学のいい部分をそばで見て感じられたことで、下級生たちが伝統をつなげていってくれると思います。

-Voice 関西学院大学・岡崎太一(DF・ゲームキャプテン)
 点が入るまで蹴り合いで、しんどかった。中盤が空いていたので、ボランチはバランスを取るのが大変だった。森が入ったことでリズムが変わり、点が入ってからは守りきることができた。前期は、僕が試合に出てからもなかなかいいというゲームがなく、勝てそうなゲームを落とすことが多かった。チームが変わったのは石川と関東遠征。B・Cチームが頑張っているんだから、みんなやらないとという気持ちが芽生えてきて、勝利に貪欲になった。夏でチームが変われたことが大きかった。後期も最初は失点が多く、後輩からも厳しく言われたりしたし、前線が点を取ってくれていたので後ろもやらないとという気持ちで頑張れた。失点も減り、前の選手が得点を重ねて、上手くお互いが成長できたと思う。得点は取れるチームなので、来年は守備が安定すればもっと上位に行けると思う。さらに成長できるよう、後輩たちには頑張って欲しいです。

-Voice 立命館大学・松岡耕自コーチ
 間延びというか、距離感が遠くロングしか蹴れなかった。2人で競っても次を拾えず、そこで相手を抑えられたら良かったが、幾度かピンチを作ってしまった。だが関学にも攻め切らせず、前半は良く我慢した。後半は全員が距離感を保ってタイミングを計ることを意識した。15分はそれがやれていいサッカーをできたが、カウンターも喰らってしまった。お互いが狭い距離にいるときにどう絡んでいくのかというのは、課題の部分。今日もそこを出そうとした瞬間はあったが、フィニッシュには結びつかなかった。最終戦は勝ち点とか得失点差とかよりも、自分たちがどういう問題を抱えているのかということを踏まえて、自分らのスタイルを出す努力をする。浮つかずにやれるよう、1週間練習していきたい。下級生にも浸透させてチャレンジすることが出来ればいいと思う。

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