2012年度 第90回関西学生サッカーリーグ 第１４節・阪南大－立命館大の監督・選手コメントです。
－Voice 阪南大学・須佐徹太郎監督
ゴールキックが風で飛ばないのを打開できず、プレスが連動しないのを中途半端にずらされてしまった。立ちあがりは背後をついていて良かったのに、相手が待ち構えているところにしかパスを出していない。サイドを行けてだいぶ良くなったが、トップと繋げなかった。後半はとにかく、弾け、拾えと話し、そこは改善したが動きだしが遅かった。もっと基本的なことをしないとあかん。こういう強風の中でやれたことはいい経験だと思う。仙台大はレイソルから来た選手を軸に相当上手い。厳しく行かないとやられてしまう。今日のゲームはそういう意味でもいいシミュレーションになった。
前期は飯尾、谷本がケガでいない中で苦戦し、判定に苛立って勝ちきれない試合もあった。それを反省して３連勝したことが大きかった。後期は、自信をもつのはいいがそれが満足感にならないようにするために、厳しいトレーニングを課してきた。自分たちで苛々してダメになるのをやめようという部分が成長したと感じる。
－Voice 立命館大学・仲井 昇監督
前半もう１点狙うべきだった。意識はしていたが、風上になって守備守備になりすぎた。フィニッシュまで行けそうになったところで奪われての失点は反省すべきだが、スタメンの１１人はよく切れずにやってくれた。９０分間やろうというチャレンジは出来たし、立命らしさを見せることができた。勝てなかったことも含めて、今年の立命らしかった。藤原が出られないので、垣根を後ろで使った。垣根は声も出せるし、来年中心となるべき選手。今日はミスなく、はつらつと声を出してやってくれた。チームの方向性を持ってこの１年やってきたが、結果がついてこなかった。いいリズムが出来ても結果に結びつけるのをどうするかが課題。前期は失点が多く、後期は得点を取りきれなかった。４回生が抜ける穴を埋める選手は、今の時点ではちょっと苦しい。ポテンシャルがある選手はいるので、もう一伸びしてくれればと思う。
