【関西】’14リーグ第7節/阪南大-関学大 監督・選手コメント

2014年度 第92回関西学生サッカーリーグ 第7節・阪南大-関西学院大の監督・選手コメントです。

-Voice 関西学院大学・成山一郎監督
 気合いも入っていて、しっかり戦ってくれた。よく追いついたと言えるが、まだ阪南に対して同点止まりのチームでしかない。いろいろ考えさせられる試合だった。阪南はタフだった。このタイミングで阪南と戦えて、力を引き出してもらった。これまで阪南との対戦だと構えてしまっていたが、今日はしっかり戦えて、自分たちの力がどれくらいなのかということを体感できたと思う。後半、風上になってチャンスもピンチもあったけれど、そこで1点取って勝ちきれるチームにしていきたい。ロスタイムにセットプレーから失点し、取り返そうという気持ちがコーナーキックに結びついて、その気持ちが出た迫力のあるプレーでゴールを決められた。それを1-1のときに見せたかった。
 ここまで勝ってきてはいたが、試合で中だるみする時間が続いていたので、そういうところを引き締めていかなくては強いチームとやるときにやられてしまう。トレーニングも大事だが、一人一人がちょっとした向上心を持つことの方が大切。これまでずっと追う立場にいたので、勝って一番上になるというのを経験することも重要だった。ここでそういう順位にしてやりたかった。僕がしかけていくのも遅かった。

-Voice 関西学院大学・福森直也(DF・主将)
 引き分けという結果に満足してる選手はひとりもいない。悔しさを皆が感じている。全員がそう思っているのは、チームとしてもっと成長できるということだと思う。この前の試合の後、監督から厳しい言葉をもらった選手たちを、それでもこの大一番に使ってくれるという意味をよく考えてしっかり戦えた。いままで成山さんの期待に応えられていなかった。厳しく言われたことをプラスに変えられた。
 これまでコーナーキックでは駆け引きを考えすぎていたが、今日は気持ちで入っていって高さも出せた。気持ちの大事さを改めて感じた。取られても追いつける関学の我慢強さ、力強さというのは去年のチームを見てきている。今日も慌てずに戦えた。この先も追いかける場面はあるだろうから、この経験が生きると思う。次はトーナメントになるので、先手を取ることが大事になる。目の前の相手に対してしっかりと一戦一戦を戦っていきます。

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