関西選抜-成均館大学の監督・選手コメントです。
-朴 成基監督(阪南大学)
ミーティングで、バルサが開始1分で失点するクラシコのDVDを見せていて相手に先にやられてもあわてずに行こうと話していたら、まさか同じような状況になってしまった。成均館はガツガツ来るだろうと思っていたが、そういう流れの中で、自分らのサッカーができていたら良かったけれど、1、2本めは初顔合わせでうまく行かないところを何とか調整しつつ、どうにか形に持って行けたという感じだった。
3本めは3-4-3にして、トップは固まらずに動けという指示で選手たちが幅広い動きを見せてくれた。3-4-3は考えなくてはプレーできないし、集中力も必要。コミュニケーションをとらないと守備が穴だらけになるし、攻撃もグダグダになってしまう。ゲームを通して考えさせるという点では上手くやれたかなという手ごたえはあった。
-濱上孝次(大阪体育大学)
体大はシンプルにDFラインから蹴るが、選抜は支配するとサッカーだというのが1本めで見てとれた。どういうタイミングでつけていくかというのを、気をつけて見ていた。自分が出た2、3本めではそれができたところもできなかったところもあったが、チームに戻った時にレベルアップできるよう、自分がたくさん吸収して持って帰りたい。ボランチがガツガツ行ってくれたのでDFラインはやりやすかった。3本めは3バックだったので迷うところもあったが、1対1で負けないことと身体を張ることをやれたので、失点しなかったと思います。体大と違う部分もあるし、まだ選手同士でうまくやれていないところもあるが、試合を通してしっかりコミュニケーションをとってやっていけるようにしたいです。
《こぼれ話》
この日、成均館大は負けたら「20m往復のシャトルランを70本」という罰ランが待っていたため、立ち上がりから気迫のこもったプレーで関西選抜を圧倒。ゴールが決まった時は、練習試合とは思えないほどの盛り上がりでした。