【関西】’12リーグ第10節/同志社-関学大 監督・選手コメント

2012年度 第90回関西学生サッカーリーグ 第10節・同志社大-関西学院大の監督・選手コメントです。

-Voice 同志社大学・望月慎之監督
 前半はミスで自滅してしまい、もったいなかった。後半は修正力がついてきたが、そこで得点につながらなかった。HTに斜めにボールを入れさせないこと、サイドで数的優位を作って起点にし、そこで仕掛けようと話した。起点を作れたからセカンドも拾えてチャンスも作れたが、関学も身体を張って守っていたので決めきれなかった。こういう状況の中だが、どれだけやれるか新しい選手も試した。坂本は高さとロングスローという持ち味を出してくれた。猪熊は時間が少なく、良さを出し切れなかったが、その悔しさを次に出してくれればと思う。メンバーを固定してやってきた時期もあったが、チャンスを与えつつも、戦える選手を作っていかないといけない。前期最後、桃山戦にどういう気持ちで臨むのかが一番大事なところになる。後期につなげるためにも気持ち折れずにやっていけるようにしたい。

-Voice 関西学院大学・成山一郎監督
 後半の立ち上がりは最低で、前はボールを取りに行っているが、DFは相手のFWに付き合ってラインを下げてしまい、ボランチとDFとの間で試合を作られてしまっていた。前で追いかけてボールを奪って後ろの数的優位を作るのか、DFラインを押し上げてコンパクトにするのか、ゲーム中に自分たちで統一できなかった。そういうところでもっと逞しく、強くならないといけない。4-1で勝てたのは身体を張って戦えたからだけど、そういう場面を作らないようにしなくては。森岡は自分ができることとできないことを良くわかっているし、周りもそれを理解して、彼の良さを生かしてくれたので今日のゲームに上手くはまった。中盤が守備して、前が頑張って追いかけ、後ろがアプローチに行ってくれたとき、スピードある攻撃ができていた。そういう形をたくさん作れるようにしていきたい。相手よりもいかに自分たちが戦えるかというのを、やっとちょっとずつできるようになってきた。ようやく連勝できたけれど、次の体大は強いチームなので引き締めて頑張ります。

-Voice 関西学院大学・小林成豪(MF)
 得点はクリアがそのままこぼれてきたのを運んで行った。トラップが上手く決まったので、いけると思いました。4点めのアシストは相手に引っ張られて、こぼれたボールが自分のところに戻ってきた。浅香くんがフリーでいたのが見えたので、あとは出すだけでした。相手のCBはウラが弱いので狙っていって、そこで決められたら良かったが、1対1になって最後に余裕をかましてしまって取られてしまいました。球際や守備のところが大学生は強い。だんだん慣れてきたけれど、自分は体力がないので後半ばててしまうことは課題です。関学は練習から厳しいので、しっかりついて行ってその自信を試合に出せたら持ち味ももっと出せると思う。どんな試合でも得点かアシストをできるような選手になりたいです。

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