【関西】’10リーグ第16節/桃山大-関国大 監督・選手コメント

2010年度 第88回関西学生サッカーリーグ 第16節・桃山学院大-関西国際大の監督・選手コメントです。

-Voice 桃山学院大学・松本直也監督
 前半の立ち上がりから相手の前への速さに対応できず、最終ラインがきつかった。失点はコミュニケーションを取れていれば防げたものだし、ああいう形で取られていたら厳しい。早いタイミングで失点したのも痛かった。うちが常にゲームを支配できるわけじゃない。その中で自分らのリズムではないときに、どう戻すかという部分を克服していかなくては。今日は追いつけたことは良かったが、もう一つ乗り越えないと。他も引き分けているので、上位に詰めるチャンスだったが、切りかえて仕切りなおしていく。追いかける立場でやることははっきりしている。インカレを自分らの手でつかめるように頑張ります。

-Voice 桃山学院大学・岡田翔太郎(MF・主将)
 関西国際は前にボールを入れてくるのが早く、落としてもワンタッチでつないでくる。失点は相手の狙い通りの形で取られてしまった。ワンタッチで繋げてくるところで、もっとDFラインがプレスにいけたら良かったが、相手は横パスが少なかったので狙いどころがつけ辛かった。後半は(齋藤)達也が入って流れが変わったし、自分らのペースでやれた時間もあった。でも失点する形が同じだし、悪い流れの時にそのまま行ってしまう。前半で返せれば違ってくるが、中でその流れを変えられるようにしていきたい。インカレに出たいし、今年は4回生が多く、勝ちたい気持ちが強いので、上位に食いついていきたい。

-Voice 関西国際大学・草木克洋監督
 たらればを言い出したらキリがない。PKが決まっていて早い時間に1-0となっていたら、もっと攻め込まれていたかもしれない。あくまでもゲームの中の一つの出来事だし、止められても沈まずにプレーして点を取ったことは選手の成長だと思う。先制点はチームに元気と勇気を与えた。ゲームプランとしても思い通りで、全員が守備を頑張ってくれた。アクシデントでPKを取られたがしゃあない。データとしてみると、奪ったところで奪い返されてカウンターで失点というのが多い。攻めているときにハンデを負っているのだから、攻撃を簡素化した。今日はみんなが同じ意識を持って戦えた。学生だし、メンタリティの部分でいい経験をしながら成長をしている。それを今日のゲームに生かせた。

-Voice 関西国際大学・岩井将太(DF)
 失点しないというチームコンセプトでやってきたので、前半は今までの試合の中でその部分を一番出せた。前節も大変な失点をしてしまっていたので、まずは取られないことをみんなで理解していたし、チャンスがあったらラッキーと思っていたので、PKを止められてもみんな切りかえられた。ワンラインでの守備はきついから、DFとMFでブロックを作って守備をしようというのが最初は出来ていた。押し込まれたときにしっかりと耐え続けられるようにならないとと思います。前節から比べて立て直せたし、一週間の練習の成果がある程度出せたと思う。今日のような戦い方を続けられればいい。出場停止もあって人も変わるが、その中でしっかりとやっていきたいです。

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