2015年度 第93回関西学生サッカーリーグ 第8節・関西学院大-京都産業大の監督・選手コメントです。
-Voice 関西学院大学・成山一郎監督
相手は中盤の人数を増やして守備をしっかり固めてカウンターを狙ってきていた。こちらがどれだけじれずにやれるかという状況の中で、冷静に1点を取れたことが大きかった。前半は相手のカウンターに対して出来る範囲で上手く対応できた。木匠のような力のある選手とマッチアップすることで、守備の部分の個の力を伸ばしてほしい。100%相手を抑えられるということはないが、優位に立てないときにどうするかという部分をリーグを通して合わせられつつあると感じている。
インカレ決勝の時に比べれば、まだ個々もチームも力が足りていない。それを詰めていく作業というのがまだまだ必要だと思う。目指すところをぶらさないように、関西選手権を戦っていきたい。
-Voice 関西学院大学・呉屋大翔(FW)
もっと得点できるチャンスがあったので、決めきれずに悔しい。京産は引いてきていたので、そういう時にクロスや精度を上げて、相手を上回ることが必要になる。2点めの(森)俊介のクロスは精度が高かったから決めることが出来た。練習中からの意識がそのまま試合に出てくるので、こだわって練習していきたい。練習している攻撃の形が増えてきて、僕が関わって他の人が取る場面も増えてきているし、その分僕のチャンスも増えて相乗効果になっている。
去年関西選手権に出ていたメンバーが、トーナメントで戦う経験をみんなに植え付けつつ、戦っていきたい。雰囲気も悪くないし、リーグ戦の勢いをつなげていきたい。
-Voice 京都産業大学・二宮竜平(DF・主将)
DFの枚数をかけていたので多少は上手くいったが、混戦ではじききれずに失点してしまった。ロングシュートやこぼれ球に気を付けていたのに、そういうところでやられてしまった。これまでは引いて蹴って前が薄くなったところではじかれてという試合が続いたが、今日は後ろで回して辛抱しようというゲームプランだった。前線の木匠のところで収まりは作れたが、前半は想定していたよりもプレッシャーが強くて、思うように回し切れなかった。
これから関西選手権になるので、リーグが中断して新しい風を吹かすことが出来るようになるチャンスだと思う。下級生が多いチームだがプレーの面は信頼しているので、思い切ってやらせられるように上手く乗せたり、やらなあかん部分はきつく言ったりして、チームをまとめていきたいです。