2013年度 第91回関西学生サッカーリーグ 第22節・びわこ成蹊スポーツ大-関西学院大の監督・選手コメントです。
-Voice びわこ成蹊スポーツ大学・望月 聡監督
今年を象徴するような試合になってしまった。試合の中で自分らの感情をコントロールできないと、サッカーに影響してしまう。いいチームを作ってもそれができなければ難しい。もっと彼らを大人にしなくてはいけなかった。早い時間に先制されてしまったのも実力。1年を通して強いところに勝つ力がなかった。この4試合、ここぞというところで勝負弱さが出た。甘かった。9点取ったら奇跡は起きるという状況で、失点したらあかんところで集中力がなかった。勝負の勘というものをもっと高めなくてはいけない。
サッカーはうまく行くときもあればそうでないときもある。これをどう生かすかということが、サッカーにおいても人生においても大事になる。この不様な終わり方をどうやって次に生かすかで、真価が問われる。そこを選手には伝えていきたい。
-Voice 関西学院大学・成山一郎監督
相手は積極的に点を取りに来るだろうから、それに対して受けるのではなく自分たちが点を取りに行くという気持ちで入ろうと話していた。いい入り方が出来て、セットプレーを取るまでの流れも良く、早い時間に先制したことで勢いを持ってやれた。後期大事にしていたのが、どんな状況でも諦めずにプレーするということ。ウラを取られて福森がカバーリングに行って間に合ったところも、諦めないというこれまで確認してきたことが出せた。流れの場面でやられるところもあったが、点を取られなかったのはそういう部分だと思う。危ない場面を作らせないのが一番だけど、そうなっても諦めずに次のプレーができたことがよかった。HTにはウラの確認をしておこうと話したら、選手たちで話し合って修正して、後半は落ち着いてゲームを進められた。
インカレまでの2週間、どういう準備をしていくかが大事になってくる。これまでと同じように引き締めてしっかりと準備をしていきます。
-Voice 関西学院大学・沓掛勇太(DF)
後期最小失点で終わろうというのが、今日の一番の目標だった。びわこはウラ一本を狙って、松田陸のところからアーリーを入れてくる。わかってはいたが、前半はウラを対応するのか、マークについていくのか駆け引きをし過ぎてウラを使われていた。後半はそこで着いていくところは着いていって切って行き、周りがサポートしようとやっていった。立ち上がり押し込まれたが、慌てずにやれたのて良かったです。これまで勝ちゲームでも失点したりしていたが、今日は最後まで集中して無失点で終われました。
今年は負けたあとに自分たちで改善してミーティングし、火曜日の練習から激しく取り組むことで、引きずらずにいい意味で開き直って全員が真剣に取り組めて切り替えられた。それがリーグで連敗しなかった理由だと思います。後ろでビルドアップして、サイドが突破できるのが関学の持ち味だと思う。そこを出せればどんな相手にもいいサッカーが出来る。インカレでもしっかりと自分たちの試合をしたいです。