【10関西SUL】関西選抜A-関西選抜B 監督・選手コメント

関西ステップアップリーグ・関西選抜A-関西選抜Bの監督・選手コメントです。

-Voice 関西選抜A・成山一郎監督(関西学院大)
 前半と後半は全く別のチームだった。いろんな原因があるだろうが、前半に3失点もしてしまったのは監督として僕の責任だと思う。ハーフタイムにいろいろコミュニケーションをとったり、コーチに言われてから何かできるようでは遅い。悪いなりにその時間帯の中で修正できる力を身に着けて欲しい。前半はいいバランスじゃなくタメが作れずにサイドが上がる暇がなかった。ボランチの二人の関係が攻守どっちつかずになっていたので、後半は東矢と面家の役割をはっきりさせた。
 ステップアップという企画は学生にとってはありがたい。レベルアップとアピールの場であるが、その場を与えられている側がどう捉えているかになる。呼び続けてもらえるかは、チームに戻ってどう続けていけるかが大事になる。

-Voice 関西選抜A・井林 章(DF・関西学院大)
 右サイドから崩されていて、左のCBの僕が右を見やすいはずなのに声をかけられずに修正できなかったことは、CBとしてまだまだだと思いました。相手は縦のスピードが速く、ボランチとCBの受け渡しや、サイドでのはめ方に迷いが出てしまった。ハーフタイムに、負けているから前から行かないとと話し合い、後半は全体に前からプレスをかけられて、後ろもラインを高く保つことができ、いい攻撃に繋がったので失点もなかった。
 選抜は監督によって戦術も変わるので、その理解度を上げることが必要だと今年1年で感じました。

-Voice 関西選抜B・島岡健太監督(関西大)
 サッカーだから、いい悪いや点が取れた取れないというのは関係なく、いい流れがずっと続くことは難しい。前半はみんながボールに関わろうとする回数が多かった。それを90分とおしてやれるか、体力のベースが落ちてきたところで、どう関わろうとするかという部分で、今日はいいところが見れた。これをチームに戻ってからやっていくことが、関西全体の底上げになる。
 今年、ステップアップリーグでいろんな選手を見られたことはすごく良かった。選手も呼ばれたときだけでなく、どう経験にしてくれるかが大切になる。自分の目標を見つけたり、現実を知ったりということもあったろうが、それに大してどうやってアプローチするかの物差しにしてくれたろう。この機会を生かして欲しいし、プロや他のチームとの違いを知った中で、自分を磨いて行くことにこの場を使っていって欲しい。

-Voice 関西選抜B・谷口 功(DF・桃山学院大)
 前から行こうと声を掛け合い、前からのプレスが前半ははまった。前線でカットできて、ボランチのところでもつぶせていたので、縦1本のプレーが多い相手に対してDFラインでしっかりとつぶせていた。(但馬)優斗くんも声をかけていたし、初めて組んだけど連携ではやりやすかった。監督からは自由にやれと言われていたので、責任を持ったプレーをしようと全員で輪になったときに声が出て、みんなそういう意識でやっていた。後半は3-0だったので、押されていた中で雰囲気を良くしようと声をかけた。自分が攻撃の起点になれるようにパスを通すことや、一つ一つのプレーの質を高めることが大事なので、チームに帰ってもそれを意識したい。今年、チームで出させてもらったことを、来年下の学年に伝えていけたらと思います。

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