【関西】’14リーグ第12節/関学大-大教大 監督・選手コメント

2014年度 第92回関西学生サッカーリーグ 第12節・関西学院大-大阪教育大の監督・選手コメントです。

-Voice 関西学院大学・成山一郎監督
 関学に対して守備を固めてカウンターというチームは他にもある。そこでいかに崩しきるかというのを上積みして後期に臨みたかったが、引かれた相手に対して崩しきれなかった。流れの中でゴール前に7、8枚で守られると隙間もない。そういう状態でセットプレーも含めて準備しなくてはいけなかった。相手が取りに来ないから、タッチ数も増えるしスピードも遅くなる。変化なく持たされていたので、後半は前の2枚に対してもっとボールを入れていこうと話した。
 2週続けていい勉強をさせてもらった。負けたり、分けたりしてうまく行かないところ、改善すべきところがあぶり出されてきた。そういう意味ではここで上積みできたら、もっと強いチームになれる。懲りずにコツコツと積み重ねていきたい。

-Voice 関西学院大学・小幡元輝(MF)
 失点したことでプランが崩れて、自分たちで苦しい試合にしてしまった。1点は取ることは出来たけれど、ロングボールを入れたり、サイドからクロスをあげて追加点を狙ったが、ゴール前に7人いる相手を崩せなかった。引かれた時にタッチ数が増えるのは仕方ないが、どこかでワンタッチを使っていったり、セットプレーを取りに行く強引さを出せれば変わったかもしれない。ボールを持てたが迷いっぱなしで、相手の思う壺にはまってしまった。
 引いてくる相手は大教だけではないし、やり方を変えて間もない中、課題が出てきて当然だと思う。それでも回数を重ねて良くなってきている。崩しの部分でもっと応用や工夫を出していけるようにしたい。個人の力を組織の中で織り交ぜて、もっといいサッカーが出来るようにしていきたい。

-Voice 大阪教育大学・入口 豊監督
 関学にスペースを与えず、ペナルティエリア内に侵入させないことをこの一週間練習してきた。攻撃では、トップの河原に渡ってから早くフォローし、堀江、河原、細川で狙っていこうという意図だった。前半、失点せずに行けたらという気持ちだったが、先制しても勝った気はせず、これで逃げようとは思っていなかった。失点はしてしまったが、崩れずにチャンスも作れたことは大きい。
 やれるという手応えはある。下の争いも混戦だが、上位にいけるチャンスもまだまだあるので、しっかりとやっていきたい。

タイトルとURLをコピーしました