【関西】’15リーグ第3節/関学大-甲南大 スタッフ・選手コメント

2015年度 第93回関西学生サッカーリーグ 第3節・関西学院大-甲南大の監督・選手コメントです。

-Voice 関西学院大学・成山一郎監督
 公式戦が始まって3試合めで、まだすべてがしっくりいっているわけではない。前の試合に比べて劇的に良くなるということは難しいが、小さなことをおろそかにせず、積み重ねて粘り強くやっていく。立命戦では全力を出し切れていなかった。今日しっかりとゲームに入れたのは、紅白戦でAサブがトップを倒したことでみな危機感と緊張感を持って1週間練習をやれたことが原因だと思います。サブの選手たちが意識高く一生懸命やってくれていることが、チームにとって大きく、ありがたいです。
 毎年、前期はなかなか安定した試合ができない。それはどこのチームも同じだと思うし、メンバーが一年ごとに変わる大学ならではの面白さでもある。今年だけのオリジナルなチームを作っていくために、今いるメンバーの特徴が生きるように考えて、シーズンが進むにつれて強くなるようにやっていきたい。

-Voice 関西学院大学・井筒陸也(DF・主将)
 前節の試合をビデオで見返して、ダッシュや競り合いで気持ちが見えていなかった。高知大との練習試合でも同じような感じになっていて、その反省を生かして大産との試合に勝てたのに、また立命戦で繰り返してしまい、チームとしてムラがあると感じました。そういう状況でみんながチームのことを考えて、自覚を持って今週の練習に取り組んでくれたのが結果に結びついたと思います。
 相手に引かれた時は、セットプレーが鍵になる。いつも以上にそのチャンスで取ろうという意識が得点につながった。相手を崩し切れなくても、CKから取れたことでアドバンテージを持って試合を進められた。先週の引き分けをいいきっかけにチームとして成長できるようにしたい。この先もすんなりと勝てる試合はないので、しぶとく勝ち点3を積み重ねていきたいです。

-Voice 甲南大学・青木大輔ヘッドコーチ
 取られた時間帯もだが、競り合いやコーナーの質の部分での差が出た失点だったので、アンラッキーという風には思っていない。セットプレーでの守備も弱かったし、ボールを取りに行く局面が低く、相手にコーナーキックを多く与えてしまった。もう少しゴールから遠くでプレーできるようにしたかった。カウンターでチャンスもあったが、最後のシュート、パスを通すところでスコアにつながらなかった。
 3試合終わって1部リーグで自分たちがどの程度のレベルにあるのか、まだ読めない部分もあるが、相手に呑まれずに全体の質を上げていけるようにしたい。1試合1試合が勉強です。

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