【’10インカレ】準決勝/筑波大-関西大 選手コメント

第59回全日本大学サッカー選手権大会 準決勝・筑波大-関西大の選手コメントです。

-Voice 関西大学・藤澤典隆(MF・主将)
 僕たちが戦っているのは、応援してくれるみんなのため。まだ終わったわけじゃないけれど、決勝で国立にいけることを考えたとき、4年間のいろんな想いが出てきて泣けた。これまで先輩がキャプテンとして苦しい姿を見せずに、引っ張ってやってくれた。自分がキャプテンになって、全員サッカーとして個性的な160人を一つの方向に向かわすことに悩んだし、前期あっての今ということに感極まってしまった。(これまで破れなかったベスト4の壁を越えられたのは)純粋に一つの方向を目指す人数が増えたから。勝ち進むのに緩みの部分をしっかり締められたのも大きいです。サッカーに取り組む姿勢は、関大は他のどのチームにも負けていない。決勝までこれたことはそれがやっと実ったということかなと思う。
 ダイビングヘッドでゴールを決めたのは、中2のとき以来。あのプレーが出たのは、みんなが気持ちで後押ししてくれた部分が大きかった。アップの前にみんなでイメージトレーニングをするとき、最悪な状況を想定して、そこから逆転することをイメージする。失点はそのイメージどおりだったので、取られても開き直れたし、慌てなかった。前半はチームとしてもだけど僕個人としても身体が行っていなくて足先も全然ダメだった。緊張していたところもあったかもしれない。後半は前に向かう気持ちがゴールになったと思います。
 国立はユースのときにベンチで見ていたけれど、プレーするのは初めてです。うちはお調子者が多いから、みんな緊張しないんじゃないですか(笑)。ここまできたら、悔し涙で終わらずに嬉し涙を流したい。
 
-Voice 関西大学・金谷和幸(GK)
 失点の場面はボールに行けていなかった。オフサイドなのか曖昧なラインで、ボールを取れなかった。そこで自分が声を出してやれば改善されるのに、あの場面ではそれを怠っていた。最後までやることを徹底しないといけなかった。後半も自分のミスからチャンスを作られていたので、その分は働いて防いだという感じです。自分としてはまだ全国大会で力を出し切れていないし、緊張してるところもあるので、もっと自分の力を発揮したいです。
 国立競技場は、ジュニアユースの(高円宮杯)決勝ではベンチで見ていたので試合は始めてです。今、ゲームで使ってもらえていることに感謝しているし、まだチームの足を引っ張っているところもあるのでもっともっと練習しないといけない。関大には上手いGKがたくさんいるので、負けないように頑張って練習します。

-Voice 関西大学・田中雄大(DF)
 リーグでも先制される試合はあったので、その経験を生かせた。僕としては去年の(インカレ準決勝)明治との試合のように、攻めていて取られたら意味がないので、落ち着いてやろうとしゃべった。前半はボールを保持しようとしすぎて、前に行けても大事にしていた。そこをもっと思い切ってゴールに行こう、前にという意識でラインを高く保ってプレーしたら、セカンドボールも拾えた。ボランチとバランスを取ったり、SBのどっちかが絞って後ろに残ることでリスク管理も考えた。
 去年は注目されている流経に勝った後に、浮き足立ってしまって準決勝で勝てなかった。今年は福大に勝ってそうならないようにということを去年を経験したヤツらが言ってきて、ほんまに勝負強さが最後に出てきた。今日は(藤澤)ノリがキャプテンとして点を取ってくれたのも嬉しかった。あいつがケガで苦しんで、いろんな葛藤もあったのを見てきたし、言葉には出さずに背中で語ってプレーで引っ張ってきたのをみんな判っている。ノリが決めてくれて良かった。
 高校で日本一になっているので、大学も日本一になりたいと思って頑張ってきた。健さん(島岡監督)に大学で出会って、自分も変わったので恩返しをしたい。健さんを日本一の監督にしたい。

-Voice 関西大学・櫻内 渚(DF)
 筑波が強いことはわかっていたので、取られても慌てなかった。八反田や瀬沼といった能力の高い選手がいて、足元もある。苦しい時間帯は(金谷)カズが止めてくれたし、粘りで勝つことができた。サイドが上がって行ったところを使われるのは予想していたので、CBとバランスを取ってやろうと話していた。守備になったときに奪った後のことを意識して、後半はゾノ(金園)さんのところで収められたので、サイドバックが上手く上がっていけた。安藤がラッキーボーイになっているので、得点が入らなくても焦らずやれた。相手もバテてくるし、耐えていれば運動量には自信があった。粘って引いて守るのではなく攻撃的にやることが試合を通してできた。(キャプテンの藤澤)ノリくんが1年間引っ張ってくれたのがインカレで結果になって出ていると思う。応援を力にして決勝も戦います。

-Voice 関西大学・岡崎建哉(MF)
 ビデオを見て筑波は強いのがわかっていたが、やってみたらできないこともないと感じた。でも前半に決めておきたいところで、逆に取られてしまった。焦りはなかったけどバタバタしてしまった。筑波は個々の技術があって、スペースでもらうのが上手い。前半は僕ら(岡崎と田中裕人)の背後とDFの間を使われてしまい、試合の中で改善しないといけなかった。ハーフタイムにみんなも同じことを言っていたし、そこを改善しよう、時間はあるから落ち着いてやろうと話し合った。後半も最初はボールを取ってもゾノさんが孤立して流れが悪かったが、(安藤)大介が入ってサイドから守備でガツガツいくことで相手が受身になったところを見逃さずに点を取れたことが大きかった。
 今年のチームが始まった当初から日本一になって国立で学歌を歌おうと言ってきた。そのチャンスが目の前にある。決勝でもいつもと同じように、(田中)裕人と中盤の仕事をして、ゾノさんやノリさんと関わってパスサッカーをしたい。関大らしいサッカーをして優勝を目指します。

-Voice 関西大学・金園英学(FW)
 先制されても焦りはなかったし、得点できると信じていた。(岡崎)建哉がボールに触れば関大はリズムが出る。でも前半は建哉が引いていた。自分がボールを受けに行ってノリと縦関係になって捌こうというのが上手くいった。建哉を生かしたらもっとリズムが出るので、僕が前で(ボールに)触れることで役割を果たせたところはあるけど、FWとしてはゴールを決めることが求められるので、決めるべきところで決めてチームに貢献できなかったことは悔しい。自分としては思い切ってやるタイプなので、はずしても次は決まるやろと考えて気にせずプレーしています。
 大学選抜では国立でプレーしているが、チームで国立で戦いたかった。関大で国立でやれるのは嬉しいです。決勝では前で起点になりつつ、ゴール前に顔を出してフィニッシュで結果を残したい。試合間隔もあくので、万全の状態で臨みます。

タイトルとURLをコピーしました