2012年度 第90回関西学生サッカーリーグ 第１節・関西大－びわこ成蹊スポーツ大の監督・選手コメントです。
－Voice 関西大学・島岡健太監督
うちが悪かったというよりも、びわこが良かった。全体に堅い感じも受けた。アクシデントもあったが、やられたところだけが悪かったわけじゃない。ファウルも多かったし、ボールに対して遅れて足を出していることも課題だし、もう少しやらなければいけないことがあったのではないか。ボールが出ていき、周りが前に出ていけるようにすることは、今年特にやっていくことではある。自分たちがボールを持っている時間は長くなっているが、そういう工夫があってのことなのか、持たされているだけなのか、自分たちが主導権を握る部分を増やしていかないといけない。
－Voice 関西大学・田中裕人（ＭＦ・ゲームキャプテン）
自分たちのサッカーをやろうとし過ぎて、相手の思惑通りにはまってしまった。その中でスイッチを入れて、どうサッカーを変えるかというのができなかった。しんどい時にその状況を変えられないのが大きかった。そういう時にいい雰囲気に持って行くことは去年からの課題なので、上級生だけでなく声を出すこと、そういう雰囲気を作り出せるようにしなくてはいけない。去年はボールを持っていてもシュートが少なかったが、今日は前に行けていた。下を向いても意味はないし、こういう経験を最初にしたことで、問題が吐き出して、ここからプラスに持って行くしかない。今まで自分たちがやってきたことを信じて戦う。フィールドの１１人だけじゃなく、スタンドのメンバーも含めて勝ちに行きます。
－Voice びわこ成蹊スポーツ大学・望月 聡監督
選手はよく頑張ってくれた。うちはチャレンジャーだし、向こうには苦手意識もあったろう。ベンチも含めて全員で声を掛け合って、守備を頑張ることでリズムを出そうという狙いだった。僕は失点して落ち込んだけど、選手は逞しくやってくれた。口だけじゃなく、表現できたことが力になっていくと思う。主将の石間がグラウンドの中で声を出して引っ張ってくれたことも大きかった。今日は選手が自分らがやろうというのがよく出て、うまくかみ合った。これまでの積み重ねもあるし、パーフェクトではないが、やってきたことがよく出せたと思う。
－Voice びわこ成蹊スポーツ大学・石間寛人（ＤＦ・主将）
リトリートして戦うことになるだろうと思っていたので、前半は理想的に進められた。先制されたけど、時間はあったので焦っていなかった。常に声を掛け合って、集中を切らさずに喋れていたし、最後まで相手についていけていたので大丈夫だと思っていた。試合前のミーティングでなでしこが３点取ってキリンカップで優勝した話も出て、諦めずにやろうというのが全員の中にあったと思う。春の遠征や練習試合では奪われ方が悪く、自分らで流れを悪くすることが多かった。まずはそこを直そうと取り組んできたのが、今日は出せた。新チームは総理大臣杯、インカレ、天皇杯で日本一になることが目標なので、それを達成できるように頑張っていきたいです。
