【関西】’12リーグ第13節/びわこ-関学大 監督・選手コメント

2012年度 第90回関西学生サッカーリーグ 第13節・びわこ成蹊スポーツ大-関西学院大の監督・選手コメントです。

-Voice びわこ成蹊スポーツ大学・望月 聡監督
 攻撃力があるのはいいことなのだが、最少失点に抑えてやりたい。しっかり守ってという前提があるので、この3失点は修正点ととらえてより守備を意識することを思い直して、高められるなら最終的には良かったということになる。後半2失点する前から、真ん中のところで落ち着かせられたら良かったが、関学の攻撃的な二人に真ん中を使われたり、CFに楔を入れられていたので、DFが得意な子を入れて落ち着かせようと中村謙吾を使った。竹内はボールを持つ時間を作れるので、相手が自陣に帰らなくてはいけない時間を増やして、外を使わせようという意図で投入した。負けパターンだったが、粘り強さが出てきた。うちは総合力ではリーグの中では上位にはいないが、頑張ったら上に行けるという希望が粘れる部分につながっている。だが、技術・戦術を高めて余裕を持ってやれるようにしたい。

-Voice びわこ成蹊スポーツ大学・河村大毅(MF)
 3点めのミドルは得意な形なので、入って良かった。勝ち越し点は、ボールを取れば前にいる(松田)力は強いので当てようと思ったのが、上手く行きました。時間もあったし、リードされても全員で攻撃も守備もしよう、負けているけど切り替えてやることを意識して声を掛け合った。総理大臣杯で悔しい負け方をして、やらなあかんこともはっきりした。実習でメンバーも揃わないことも多かったが、いるメンバーでレベルアップしたのが、勝ちに繋がった。うちは個人の能力は高くないが、全員で粘り強く、どういう状況でも助け合えれば勝ちにつなげられる。連勝できるように、次もがんばります。

-Voice 関西学院大学・成山一郎監督
 前半は相手の攻撃が鋭く、危ないボールを通されていた。安全にやろうとうちも縦に入れてペースが速くなり、向こうのやりたいサッカーをさせられていた。守備でリズムが取れていなかったので、ボランチのところで落ち着いて展開していこうとHTに確認して、うまくひっくり返せたが、その後はまた雑になってしまった。こぼれを拾われ、縦を取られていた。リードしている分、もっと余裕をもって考えてプレーしないといけないといういい勉強になった。先週の関大戦と同じ失敗もしているが、すぐに上手くやれて簡単に強くなれるわけじゃない。今の状況に逃げず、正面から向き合ってチームを成長させたい。1週間のトレーニングの中で、次の試合ではきちんと自分らのサッカーができるようにしてやりたい。

-Voice 関西学院大学・井林 章(DF)
 3点取ってくれたことは成長している部分だが、後ろが個々でもカバーリングもうまく行かず、4失点してしまった。チャレンジアンドカバーをしっかりやろうと言っていたのに、警戒していた(松田)力に対して1対1になっていて、ゴール前での余裕を与えていた。一人一人の距離が遠いし、セットからも取られている。失点の形が同じなので、しっかり改善していかないといけない。終盤、疲れが出てくると踏ん張れずに失点している。そこでもう1点取るか、そうでないときに割り切ったサッカーをするのかを考えないといけない。試合内容は前期よりも良くなっているし、勝敗は紙一重。そこをいかにいいように持っていけるか、日々の練習から積み重ねていくことで結果もついてくると思う。

タイトルとURLをコピーしました