【関西】’13リーグ第11節/桃山大-関学大 監督・選手コメント

2013年度 第91回関西学生サッカーリーグ 第11節・桃山学院大-関西学院大の監督・選手コメントです。

-Voice 桃山学院大学・楚輪 博監督
 今日はとにかくセコい試合をした。ずっと守って、1点とったら逃げ切ろうというプランだった。そこで2点めもとれたことが大きかった。関学は13(呉屋)と18(小林)のところがネックになる。2人に対してはしっかり対応させた。4位以内を目指すためには、現在4位にいる関学を倒すことが重要だった。得点はどちらも水頭が違いを作り出して生まれた。だか大槻が脱臼し、水頭もケガで次は厳しい。道上も離脱しており、ケガ人が多くて苦しい状況だが次に勝たなければ意味がない。とにかく力を振り絞ってやる。

-Voice 桃山学院大学・圍謙太朗(GK)
 内容は別にして勝てたことが今日は一番大きい。阪南戦は走れておらず、今日は走れなくなるまでやろうと前の試合の問題点を改善できた。守ることを一番に考えて、集中してプレーできたことが失点を防げた。CBの釘貫と上原が夏に成長したことで、僕も最後尾で守りやすくなった。中断前は井上と釘貫がCBで、井上が言ってから釘貫が動くという感じだったが、今は二人が自分で判断して動き、自立したプレーが出来るようになった。井上がボランチをやることでバリエーションも増えたし、今日はキャプテンの中田が走って危ないところを潰してくれた。全員がしっかりと仕事をできれば負けることはない。ケガ人も多いが連勝したら乗れる。次の大産は強いが、勝てば上が見えてくる。まずは勝つことだけを考えたい。

-Voice 関西学院大学・成山一郎監督
 負けたのは自分たちの問題。うまくいかなくても、淡々とプレーしていた。切り替えてやることも必要だが、闘志をむき出しする場面が少なく、ただ一生懸命なだけになっている。チームを代表してピッチに立つのであれば、もっとこだわりを出さないといけない。軽いプレーが多かった。監督としてそういう状態にチームを持っていかせられていないことが情けないです。桃山は全力で足をつるまでプレーしており、自分らがしっかりとプレーできていたらお互いが向上する試合が出来たのに、相手の思うように試合を進められてしまった。今日みたいな感じでミスをしたときに、下を向いて次のプレーに影響するのではなく、よくない時に何ができるかというタフさを身に着けるチャンスとするかでチームとしての勢いが変わる。心持ち次第なので、なんとか激しく厳しく練習する中で、前を向かせてやりたい。

-Voice 関西学院大学・福森直也(DF)
 天皇杯でしょうもない退場をしてチームに迷惑をかけたので、その分もやろうとがんばったがうまくいかなかった。前半は外で少ないタッチで角度を入れたパスを出して、呉屋が反転して前を向けるところもあったけれど、後半の最後の方は真ん中からパスを通そうとしていいかたちを作れなかった。監督にも言われたが気持ちが一番の問題。これまで取られても逆転してきて、失点しても「何とかできるやろ」という甘さがあった。桃山は足をつっても声を出そうという気持ちで試合をしていたが、自分たちは追い込まれても声を出せていなかった。4回生が引っ張る気持ちでやってくれているけど、やらないやつらに厳しい声を出して締めてやれるように下の学年が感じてやらなくては。今は支えてくれる先輩がいるけど自分がそういう存在にならないといけないので、苦しくても声を出そうという気持ちでプレーしています。悔しいけれど、いい方向に向けるように次をしっかりと戦いたい。どう切り替えられるかが大事になると思います。

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