2011年度 第40回関西学生サッカー選手権大会 準々決勝・阪南大-大阪産業大のスタッフ・選手コメントです。
-Voice 阪南大学・泉澤 仁(FW)
今日はシュートをどんどん打っていこうと思っていた。中へ切り込んでのシュートが得意なので、そういうプレーを意識したし、グラウンドもスリッピーだからすべるシュートを狙っていました。春先、ケガで出られなかったけど、試合に出たらドリブルで仕掛けてチームを活性化させることを心がけています。黒田コーチにも一人抜いてシュートは当たり前と言われているし、2人以上いても抜いてシュートに持っていけるようなプレーをもっと試合で出せるようにしたいです。疲れはないし、早く次の試合をしたい。切り替えのところを速くと監督からも言われているので、サイドからの突破で阪南らしい仕掛けるサッカーで全国大会を決めたいです。
(大学選抜のイタリア遠征について)選考会でウラの動き出しを意識してプレーしたら得点できたし、そういうところを見てもらえたかな。ユースの時にも海外遠征は行ったことがあって、自分は小さいけれど俊敏性を生かしてプレーできるので外国人とはやりやすいんです。遠征が楽しみです。
-Voice 大阪産業大学・全 信俊コーチ
前半の立ち上がりから良くなかったけど、やられてしまうのは経験の差が出てしまった。出足が遅れて修正できなかった。2失点めは余計だった。縦に急いでしまったのは課題で、幅を使って攻撃ができているが、崩しのフィニッシュで先に入られている。リーグのときからよくなっているという実感はあったが、そこで結果が出ずにネガティブになっていた。選手権で結果を出せて手ごたえは選手も感じている。楔のタイミングの部分で、密集している時に入れてしまったり、ギャップを作れない状態で出したりしているところを改善していきたい。守備一辺倒でチームを作ってきて、去年だったら5-0とか6-1で負けていたところを辛抱強くやろうという成果は出てきている。次の京都学園は引いて守ってくるので、足元を使って崩せるようにしたい。
-Voice 大阪産業大学・門 大貴(DF・ゲームキャプテン)
僕らはチャレンジャー精神で毎試合臨んでいるが、今日は経験の差や1対1の部分で、相手のほうが上でいい入り方ができなかった。鍔田に競り合いを任せているけど、相手もそこを研究してきているのでなかなかいい形で組み立てができていない。先制されて焦りが出て、前に前にと早くFWに入れてしまい、攻撃がつぶされてしまった。そこで後ろから声をかけて落ち着かせられたらもっといい内容になったと思う。守備では組織的に守ることができて、DF同士の距離が縮んだことで1対1の場面でもすぐにカバーに入れるようになった。でも、今日の2失点めはサイドを崩されて、DFラインの距離が広くなってギャップをつかれてしまった。そういうところで準備を速くしてコーチングをしていかないといけない。リーグ残り3戦は相手を下位のチームとは見ずに、毎試合チャレンジャー精神で全力でやることが大事だと思う。技術がないチームなので、初心に戻ってポゼッションやパスから見直していきたいです。