2013年度 第91回関西学生サッカーリーグ 第12節・関西学院大-京都産業大の監督・選手コメントです。
-Voice 関西学院大学・成山一郎監督
前節、あまりにも情けないゲームだったので、もっと大事にやろうと話し合い、この試合にしっかりと入れて良かった。前半押し込まれる時間が増えてしまったのは僕の責任です。グラウンド状態をチェックできず、戦い方を決めておけなかった。ピッチがデコボコなので中盤で繋げず、中途半端なプレーが多くなっていた。相手は割り切ってやっていたし、やり方をはっきりさせる必要があったので、後半は小向を使った。小向が競りあったセカンドを中盤がよく拾ってくれたし、ターゲットができてやりやすくなった。京産のDFも絞らなくてはならず、空いた外のスペースを使うこともできた。
次節に対戦する立命はこないだの反省や分析を次の試合に出してくるだろう。油断や甘さを見せずに、相手の準備に対して上回らないと勝てない。気持ちを引き締めて臨みたい。
-Voice 関西学院大学・関 皓平(MF・ゲームキャプテン)
桃山戦は気持ちで相手に負けていた。やっているやつもそれはしっかり気づいていたし、今日は勝ちにこだわろうと臨んだ。グラウンドが悪いのもあって、なかなか自分ららしくできなかったが、結果を出せたことは大きい。久しぶりに先制できたし、無失点で終われたことでいい流れにもっていけると思います。1点めのアシストは、左サイドに開いて相手が食いついたところで(小林)成豪がいい動き出しをしていたので、上手くパスが出せました。みんなのおかげです。今日は守備も声を出して集中してやれました。
順位を上げていくにはセットプレーが鍵になってくる。中に入る選手が迫力を持ってやることでもっと点を取れるようにチームとして統一したい。いろんな人が支えてくれてこの場で戦えているので、結果で恩返ししたいです。
-Voice 京都産業大学・古井裕之監督
DFラインに不安はあったが、前からのDFをしっかり行けており、セカンドボールも拾えていたのでCKも多かった。そこで得点できて自分らのペースで試合を運べたら良かったのだが、あの一発にやられてしまった。向こうの方が、ゴール前での迫力や精度が一歩上だった。安藤がマークされる中、どれだけ周りがサポートできるかというコンビネーションを高めていく必要がある。
負けた気はしないが、やり切ったというところも足りない。今年は連勝というのがなく、どれだけ勝ちにこだわってやれるかという部分でまだまだだと感じている。良くはなってきているので、フィニッシュのところでアイデアが欲しい。もっとセットプレーのチャンスを生かせるようにしていきたい。