関西選抜－MIOびわこ草津の監督・選手コメントです。
－朴 成基監督（阪南大学）
それとなくチームとしての形は見えてきた。これまではリアクションでサッカーをしていて、自分は何をすればいいのかというところから、心の中で整頓がついてきて「こうしてやろう」に変わりつつある。最初のミーティングでそういうことを話しはしたが、自分たちでチームを作っていくという中で何ができるのかというタスクのところで、「俺はこんなことができる」という部分が見えてきた。だが、そういう意図は見えたが、ボールは失わないないけれど得点を取る準備ができていない。攻撃は阿部が入れば少し変わる部分もあるだろうが、このチームが大切にしている準備というところをもっと大事にしなくては成長していけない。残り２試合しかないが、大会までに形にしていきたい。
－藤原広太朗（立命館大学／ＤＦ）
全体に静かなので、もっと選手同士でサッカーしているときもしていないときもコミュニケーションをとってやりたい。あと２回しか（練習試合が）ないが、そういう部分をしっかりやれれば押されていても大丈夫だし、攻撃できるシーンも増えると思う。２本目を見ながら、(去年の関西Ｂ監督の)廣田さんと話しをしたときに、自分の良さを出せていないと指摘されて、３本目は１本目よりもコーチングしていこうと意識した。相手も味方も疲れていたので、リスク管理を考えて声をかけていったので、１本目に比べたら前からはめることもできた。まだ同じ大学で固まることが多いし、コミュニケーションをとってそういうところで上手くやっていきたい。初戦の全日本戦に対してガムシャラにやるだけでなく、自分らのサッカーがどれだけできるのかが大事だと思う。冷静にプレーして大会通して繋げていけるようにしたい。
－岡崎建哉（関西大学／ＭＦ）
１トップはスペースがなくなって、相手も守りやすかったと思う。僕も(田中)裕人も縦につけたいタイプで、縦につけられる場面を潰されて、横に行きがちになっていたので、ダイレクトで行けるような意識をあわせていかないといけない。効果的な攻撃ができるように、ポジションにこだわらずに連動して動き回れるように考えてやりたい。２本目は２トップだったので、１本目はかぶっていた縦でもらう場面も出せたし、ワイドにサイドチェンジすることもできていた。でもミスが多く、もっと質を上げなくてはいけない。監督にも「まだチームが本気になれていない」と指摘されているし、このままで公式戦になったらやれるのか、限られた中で激しくやる部分が足りていない。今日、練習試合だから来て言いたいことも言えずに帰るのではなく、意識してやらないといけないことを出していかないといけない。インカレの時のような気持で、普段の練習からやっていくことを心がけていきたいです。
Data：
関西選抜 ２－１（０－０、１－１、１－０） MIOびわこ草津
得点：（関西選抜のみ）
82分 岡崎建哉（アシスト・坂本一輝）、120分 飯尾竜太朗(ＰＫ)
*45分×３
Member：
【関西選抜】
１本め
ＧＫ：松本智広
ＤＦ：二見宏志、藤原広太朗、岩本知幸、三浦 修
ＭＦ：田中裕人、岡崎建哉、可児壮隆、海田佳祐、村山拓哉
ＦＷ：泉澤 仁
２本め
ＧＫ：土師一将
ＤＦ：尾泉大樹、寺岡真弘、岩本知幸、三浦 修
ＭＦ：早坂賢太、岡崎建哉、可児壮隆、海田佳祐(→78分 村山拓哉)
ＦＷ：坂本一輝、泉澤 仁
３本め
ＧＫ：金谷和幸
ＤＦ：二見宏志、藤原広太朗、寺岡真弘、飯尾竜太朗
ＭＦ：尾泉大樹、早坂賢太、田中裕人、三浦 修、村山拓哉
ＦＷ：坂本一輝
