第35回総理大臣杯全日本大学サッカートーナメント １回戦・広島経済大－明治大の監督コメントです。
－Voice 広島経済大学・桑田隆幸監督
ＣＫと判断ミスでやらなくてもいい失点をしてしまった。前半はなかなかシュートまで持っていけなかったが、後半はボールを持てて、シュートにも繋がった。関東の強いチームとやって慣れるまでに時間がかかってしまったという感じ。総理大臣杯の予選でも得点が少なく、ＰＫ勝ちが３つなのでどうやって点を取っていくかというのが課題です。勝負どころでの球際の強さ、繋ぐところは繋いで、競り負けてはいけないところではボールを必ず奪うという部分で、関東のチームと比べて甘さがあった。圧倒的に明治に回されて、ずるずるいくかと思ったが、前でとってシュートまで行くところを出せた。それをより多く得点に結び付けていくかがこれからのテーマです。１・２年主体のチームだし、関東のように全国から優秀な選手が来てくれるような立地条件ではないので、地域の選手たちが大学でレベルアップできるようにしていくしかない。中国地区は抜けた実力を持ったチームがないのが、全国で勝ててない要因でもある。地方でも常連校は全国でも結果を出している。地区で力を発揮して常に全国大会に出られるために、今日の後半の内容をどこまでレベルアップするか、来年へつなげていくためにまた頑張りたい。
－Voice 明治大学・神川明彦監督
今日は安定していたし、立ち上がりに相手がどんどん前に来ていたが、落ち着いて得点を取って勝ってくれた。１点入れば逃げ切れると思っていたので、セットプレーで先制できたことは大きかった。三田は傷んでいたが、やれるということだったので前半は使った。無理はさせたくなかったし、連戦を考えて後半は変えた。広島経済も捨て身で来ていたが、最終ラインは安定していたので、ヒヤッとするシュートはなかった。もうちょっと早めに３点めが取れていたら良かったのだが。今日のメンバーは初めて組み合わせたので、ちょっと最初は合わない部分もあった。調子のいい選手を組み合わせて使っているので、次もどうするかは分からない。少しでも長く大阪にいられるように、どちらの相手がきても楽しんで試合をしたい。２００４年以来のベスト４が当面の目標だが、まずは次のことだけを考える。
