2013年度 第91回関西学生サッカーリーグ 第14節・関西学院大-関西大の監督・選手コメントです。
-Voice 関西学院大学・成山一郎監督
僕が監督になってから、初めて関大に勝てました。関関戦だと、いつも通りにと言葉にしていても過剰に意識している部分があった。でも今日は冷静にゲームに入れました。そんな中、お互いが激しく行くわけではなく、じわじわと押されていた。関学らしい展開ではなかったが、落ち着いてプレーできていた。前半はチャンスもピンチも少なかったけれど、選手たちを信じて見ていたら、終了間際に得点してくれた。後半はいつもうちがペースを上げてやれるし、2-0になった後も中だるみせずに戦えた。
今週は5日間、強度を上げて練習をしてきて、きついトレーニングをしっかりと選手たちがこなしてくれた。練習後のミーティングで、しんどい時にどうするのか、しっかりと声で引っ張ろうという意見が出ていたとおりに、自主的にプレー出来ていて頼もしかった。関大に勝てたことは自信になった。だけどこれを次につなげなくてはダメ。自分たちの目標を思い出して、油断せずに次の試合に臨みます。
-Voice 関西学院大学・一森 純(GK)
前半良くない試合が続いているので、DFは耐えようと話していた。その中で呉屋が決めて前半を折り返せたことは大きかった。割り切るところをはっきりさせて、しっかりと締めて身体を張ってやろうとDFラインで話し合っていて、GKを中心に声をかけあって集中してプレーできた。でも、後半の疲れた時間帯でSBとSHが行くのか行かないのかというのをハッキリできずに、出足が遅れて外される場面があったので、そこは課題の部分です。今日はセットプレーもしっかりと防ぐことができたのが大きい。今まで、何となく試合に入ってやられることが多かったが、セットの時の準備や身体の向きも良くなってセットプレーを守りきることで守備のリズムを作れました。関学は一週間の練習の入り方が、試合にも出てしまうので、そういう部分からみんなで意識して取り組みたい。
関大にはやっと勝てたので、めっちゃうれしい。でも次の試合が大事。相手の順位は関係なく、自分たちが一つ一つ危機感を持ってやるしかない。