2013年度 第91回関西学生サッカーリーグ 第19節・阪南大-関西学院大の監督・選手コメントです。
-Voice 阪南大学・須佐徹太郎監督
1失点めがもったいなさすぎた。後半も関学は攻め手がなく、やられているわけじゃないのに抑えられなかった。決定的な場面でシュートを外し過ぎているのも痛い。後半で試合を決めなくてはいけなかった。追いつかれ、一人少ないという肝心な場面でCKにしかできなかった。ちゃんとクリアできれば問題なかったし、CKでボヤッとしてしまい、競れていなかった。
連敗したので、しっかりやっていく。気持ちのきりかえもだが、自分たちのリズムでサッカーをするということをきちんとやっていかなくては地力がついていかない。
-Voice 阪南大学・可児壮隆(MF)
ボールを保持していいテンポで動かせていても、シュートのところで勢いや巧さがなく、2試合で1点しか取れていない。フィニッシュにいくまでの部分は以前よりよくなっているので、フィニッシュが一番の課題です。びわこ戦では前半は一人一人のリズムが良く、ボールも回っていたが、後半は持ちすぎてテンポがダウンしてつぶされていた。今日は前半から持つ時間を短く出来たことは良かったけれど、ハーフタイムに監督から「それぞれがゲームメーカーになっていて、受ける人、楔に入る人がいない」と言われたように、ゴール前での怖さが出せなかった。
皆が試合に勝って優勝したいという気持ちでトレーニングしていくしかない。ボールを持って主導権を握っても、気持ちのところが欠けたら勝てない。4回生で引っ張って次は何としても勝ちたい。大産はフィジカルも強いが、それを上回る強い気持ちでやっていきたい。
-Voice 関西学院大学・成山一郎監督
自分たちよりも上位のチームと対戦するときは、最初消極的なプレーになってしまいがちなので、今日は自分らのやってきたことに自信を持ってゲームに入ろうと言っていた。そうは言っても阪南は総合力がある。前半は思うようにゲームをコントロールできず、やられてしまった。だが、前半の最後の方には慣れてきて、危ない場面もなくなり、決定機も作れるようになった。ハーフタイムにはここにいるメンバーが全力でやって点を取れず、守れないならば仕方ない。だけどまだ全力を出し切っていないので、そこをやった上でサッカーをしようと話をした。後半、失点していたら崩れてもおかしくない展開だったが、そこで攻守ともに粘り倒して同点に出来たことが、キーポイントだった。相手の退場もあったが、得点を取りたいという気持ちが、最後のセットプレーで出たと思う。
まだ可能性があるので優勝を狙うためにも負けられないが、次の体大は今年すでに2回負けている相手。意地でも勝ちたいです。
-Voice 関西学院大学・出岡大輝(FW)
監督からは「決めてこい」と言われたし、チャンスがあったらシュートまで持っていこうと思ってピッチに入りました。得点の場面は、シュートのこぼれ球はあそこに来るので、狙わなくてはと思っていた。いいところにこぼれてきて詰められて良かったです。前期以来、久しぶりに試合に出られてみんなもめっちゃ応援してくれていたので期待に応えられてうれしい。もう少し長い時間使ってもらえるように、練習からしっかりやっていきたい。ケガで出られない間、身体を作ることを意識して取り組んできた。当たり負けしないでシュートまで持っていける形を増やせるようにしたいです。自分の形を作れる時間帯を多くしていけるようにがんばります。