【関西】’14リーグ第8節/関学大-大院大 監督・選手コメント

2014年度 第92回関西学生サッカーリーグ 第8節・関西学院大-大阪学院大の監督・選手コメントです。

-Voice 関西学院大学・成山一郎監督
 今日の試合は勉強になった。流れから崩して得点することはできなかったが、セットプレーをこつこつ真面目にやっていたことが得点に結びついた。しかし1点取った後に、ファウルしてセットを与えたことで、相手にも同じような結果をもたらしてしまった。お互い1点取った後に心に隙が生まれてしまった。しかし、最後までやり続けられたのが大きかった。ペナルティエリア付近できわどい場面を作れていたし、コンディションも良かった。小林は泉とはタイプが違うので、相手にとっても対応しづらいだろうと投入した。大阪学院は気合が入っていて、関学をリスペクトして戦ってくれた。引いてこられる相手に対してどう戦うかということを考えさせられる試合だった。

-Voice 関西学院大学・福森直也(DF・主将)
 引いてくる相手に対してミドルシュートも少なく、センタリングも単調だった。緩急がなく、前でブロックを作られていたのに放り込むだけになっていた。CBがラインを上げて中盤でアドバンテージを取っていけるようにしたり、出岡と呉屋が動くスペースを使っていくことが出来ていなかった。サイドの特徴を生かして、もっとシンプルにやっておけばというのもある。自分がゴールを決めて、正直勝ったと思ってしまったところが皆あった。失点につながったファウルも、足を出して取りに行くのではなく、しっかり対応していれば問題はなかった。大院はセットに自信を持っているし、チームとして共通意識を持って守備をあわせていかなくてはいけなかった。収穫としては、ブロックを作ってくる相手に対して、セットプレーから得点できたこと。(小幡)元輝も(小林)成豪も正確なキックを蹴ってくる。中の選手が迫力を持ってプレーすることで関学の得点パターンとして計算できるようになってきた。阪南との勝ち点差を離されないようにすることで、プレッシャーを与えられるようにしたいです。

-Voice 大阪学院大学・藤原義三監督
 特に引いて守ろうと指示したわけではない。失点したくないという気持ちが必然的にこういう戦いになってしまったのだろう。両ワイドの個人技を生かそうとしたが、関学も両サイドが早いのでそこはSBとボランチで止めに行こうと話し、やれていたと思う。しかし、後半途中からフィジカル的な部分で続かなくなってしまった。相手の方がよく走れていた。それでも追いつけたのだが、近大戦の時と同様に最後の最後で失点してしまった。選手はよく頑張ったと思うが、同じ失敗を二度やってしまったのが一番辛い。学習能力がなかった。気持ち的にもキツい負け方だが、切り替えて来週やっていくしかない。

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