【関西】’11リーグ第8節/立命大-関学大 スタッフ・選手コメント

2011年度 第89回関西学生サッカーリーグ 第8節・立命館大-関西学院大のスタッフ・選手コメントです。

-Voice 立命館大学・松岡耕自コーチ
 関学がイメージしているショートカウンターに対して手当てをせず、パスミスを繰り返して関学の望むサッカーをさせてしまった。ボールを動かせてはいたが、アタッキングサードに行くことができていない。綺麗にサッカーをするのではなく、ゴールを狙うサッカーをやれておらず、決定的な形にかかる人数やイメージをまだ作りきれていない。相手は中が堅いから、幅をつけて変化しようと後半の立ち上がりはやれたが、じれてしまい後手後手のサッカーになった。関西選手権では、最初は下のチームと当たるのでなんとなくやれるという気持で行ったらダメ。このままでは戦えない。どんなかたちでもゴールを取らないと勝てない。何のためにボールを動かしているのか考えて、怖さを与えるサッカーをしなくてはいけない。そこにチームとしてしっかりアプローチしていきたい。

-Voice 立命館大学・藤田浩平(MF・主将)
 悪くはなかったと思う。ボールはそれなりに回せていたが、相手はDFの作り方が上手く、低い位置で回していたときにプレッシャーをかけられてはがせずにミスをしたり、背後にボールを入れるだけになってしまった。フィニッシュにどうもって行くかがチームとしてない。いい流れのときはいい形でゴールへいけるが、回せても崩しきれないときにどういう形で点を取るのかができていない。シュートを打てば相手も引き出せるし、中盤でフリーな選手を増やしてチャンスを作れる。守備は2発やられてはいるが、失点はミスで今までもあった。今の立命が出てしまった。トーナメントは一発勝負なので、モチベーションを上げて気を引き締めて切り替えてしっかりやっていきます。

-Voice 関西学院大学・成山一郎監督
 やらなきゃいけない状況になってからやり始めているから、今こういう順位にいるのだが、しっかりやったらどこが相手でも勝てる。そこをきちんとできるかというところで、これまでふらふらしていた。相手を気にしてしまうと、相手に合わせて弱気になっていた。そうではなく自分らのサッカーをしていこうと徹底できた。今日は立命館が前に来ずに助けられたが、数的優位の作り方やプレーの質の高さは勉強になった。関学も気持を入ったプレーにプラスして、立命館のようにきちんとサッカーをやる部分を取り入れていかないといけない。最後はバテてしまったし、点を取るところで取れていない。それでもリーグで初めて連勝できたので、一つ壁を乗り越えたと思う。次の関西選手権が大事になる。今日くらい戦いつつ、もっといいチームになれるようにしていきたい。

-Voice 関西学院大学・井林 章(DF)
 立命館はシュートよりも繋いできていたので、守りやすかった。前線が頑張って追っかけてくれたので、守備もやりやすかった。坂本は同じ年で選抜も入っていて、今までやられているので取られたくなかった。DFラインは全員そういう思いがあったので、ゴール前でその気持を表せてやれたと思います。後ろでパスミスして失点することが多かったので、リスクを負ったプレーをしないことを統一していて、そういうプレーがなくなったから失点が0で終わることができた。大産に負けて、自分たちは足りてないし甘いという気持の変化が皆あって、練習の取り組みも変わった。失点に対して突き詰めることができてきている。今日の試合を最低限として、ここからどんどん上がっていくようにしていきたい。

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