【関西】’12リーグ1-2部入れ替え戦/大産大-姫獨大 スタッフ・選手コメント

2012年度 第90回関西学生サッカーリーグ 1-2部入れ替え戦・大阪産業大-姫路獨協大のスタッフ・選手コメントです。

-Voice 大阪産業大学・全 信俊コーチ
 不安定さがぬぐえない試合だった。風を利用されて前に来られて、起点を作られた所に対しての対応に時間がかかってしまった。先制はされたが、隙をついて逆転することができた。相手は左サイドが弱いので、そこを突くために中山と森脇で作ることを狙っていった。森脇は半月板を痛めて、後期は出場がなかったが、ポテンシャルは高い。今日は期待に応えてくれた。
 4年連続で入替戦となったが、チームはちょっとずつ進歩している。練習に関わる積極性が優れてきた。これまではシーズンをとおして入替順位から出られず、リアクションでプレーすることが多かった。今年は自分らから崩せる時間が増えて、味方の距離感が良くなり攻撃の形が試合の中で出せるようになった。しかし、後期はなかなか守備が安定せず、勝ち点を伸ばせなかった。幾がケガをして左SBに苦しんだし、CBの弱さもあった。そこを安定させる大切さを考えて、チームを作っていく。

-Voice 大阪産業大学・太田悠人(MF・主将)
 失点は運で決められたようなものだし、焦りはなかった。前線がやってくれると信じていたし、守備は取られたことで逆に気を引き締めてやれた。押し込まれたが辛抱強くやるしかない。耐えようと集中してプレーできた。森脇は普段、ちゃらんぽらんなやつなんですが、今日は期待通りにやってくれた。早い時間に取り返せて良かったです。風が強かったので、細かいことはせずに大きくやろうと徹底してやれたことが良かった。
 産大らしかった4年間だったと思う。やってる方はしんどいが、負け続けた時も応援してくれて、全員で戦える最高のチームだった。僕はキャプテンと言ってもそんなにしゃべれる方じゃないし、リーダーシップも足りない。みんなに助けてもらったし、下もついてきてくれてチームに恵まれました。後輩たちには入替戦を脱出して、上位に食い込んでいって欲しい。上に行けるチームだと思うので、力を合わせてやっていってほしい。

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