【’12インカレ】1回戦/専修大-関西大 監督コメント

第61回全日本大学サッカー選手権大会 1回戦・専修大-関西大の監督コメントです。

-Voice 専修大学・源平貴久監督
 夏(総理大臣杯)はいいように回されたので、向こうにボールを持たれるかと思っていたが、予想よりもこちらがボールを取れた。関大はこちらを意識していたのか、やり方を変えてきていたが機能せず、前半は1-0だがワンサイドに近い状態だった。前半のいい流れのうちにもっと点を取っておきたかった。関大は、後半割り切って徹底してきたので、背後を突かれる場面もあった。しかし、リーグ戦でそういう相手とはやってきているので、落ち着いて対応できた。110分うちの方が走れていたし、延長なら勝てると信じていた。リーグでは7試合続けて先制され、苦しい試合が続いた中、慌てずにできたことが今の強さに繋がっていると思う。

-Voice 関西大学・島岡健太監督
 グラウンドに慣れるのに時間もかかったし、マイボールにしても相手に渡ることが多かった。ミスが多く、リズムが出来なかった。その中でも我慢しようと前半は1失点で凌いだ。専修は試合の終盤に力を出してくるのはわかっていた中で、追いつけて延長に行けた。専修がシュートまで持っていく回数が多かったことは、相手の方が力があったということ。攻め残るポジションにいる選手に対して、付き合える辛抱強さをどれだけ貫けるか、幼さから抜け出せるかどうかというのがポイントでもあった。守ろうという意識よりはミスが多かった。ボールとばかりサッカーをしていたので、相手は動かされたとは感じていないだろう。
 リーグ前期に比べて失点は減り、我慢するところで我慢できるようになった守備の部分は成長したところだと思う。攻守両面で流れを把握して、判断を速くするというのはやれてきている。4年間は短いが、ここを通過してその先どういう生き方をしていくのかという明確な目標を持って、もっと大きな人間になっていってほしい。

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