【’14総理大臣杯】準決勝/流通経済大-関西学院大 監督・選手コメント

第38回総理大臣杯全日本大学サッカートーナメント 準決勝・流通経済大-関西学院大の監督コメントです。

-Voice 関西学院大学・成山一郎監督
 前半は情けなく、恥ずかしい戦いぶりだった。初のベスト4という舞台で、風下の状況を0-0で折り返して、危ない場面は多かったけれど決定的な場面は作られなかったが、もっとできるところはあった。ハーフタイムには個別にやって欲しいプレーについて伝えた。後半は小林と出岡の位置を変えて、小林がボランチから前向きでプレーできるようになって上手くいった。小林はサイドも中もボランチもできる。前半からもうちょっとうまく使ってやれたらよかった。
 相手が自分の前にいたらやってやるという気持ちを見せ、日本一を獲るという姿勢を表現するという部分がまだまだチームに足りなかった。悔しい思いをしないと、次のステップには行けない。ここまでひとつひとつステップアップしてきて、優勝というのが届かない目標ではないというのを感じ取ることができた。この悔しさを忘れずにこれから努力していけるかが一番大事だと思います。

-Voice 関西学院大学・福森直也(DF・主将)
 今日は1点ゲームになると思っていたので、110分間集中してやれた。蹴ってくる相手に対して前線から守備に行ってくれたことで、コースも限定できて狙いやすかった。失点0で終われたことは良かったが、アドバンテージを取ってボールを持っているときに後ろや横を見てしまい、消極的なプレーが多くなっていた。相手のブロックをはがすくらいの運び方を、後ろからできたら良かった。特に前半はシュート0でらしい攻撃が出来てなかった。呉屋が機能しないときにどうするのか、周りを活かすプレーをしていくのかそれでも呉屋を使うのかをもっと考えないといけない。
 日本一と自分たちのチームの距離感を計れるところまでは来れたと思う。足りなかったこと、負けた部分が何かをしっかり考えて、天皇杯とリーグ戦を戦っていきたい。

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