【’12総理大臣杯】阪南大学 優勝コメント

第36回総理大臣杯全日本大学サッカートーナメントで優勝を飾った阪南大学の選手コメントです。

-Voice 飯尾竜太朗(DF・主将)
 失点したが、前半の最後にチャンウ(朴賛友)が決めてくれたのがデカかった。相手のサイドハーフが、守備の時にマンマーク気味についてきて、やりづらいところもあった。後半は専修が選手を変えてきて、少しフリーにさせる場面を増やしてしまった。でも、試合をしていてとても楽しかった。今日は地元ということもあって、スタジアム全体でいい雰囲気を作ってくれたことも大きかった。身体はきつかったが、みんな切らさずやれたことが逆転できた原因だと思う。今はまだ優勝したという実感はないが、去年からの積み重ねを今年も継続してやれたことが結果につながったと思います。監督やコーチに感謝です。まだ課題はあるし、その部分を夏に克服してレベルアップして、後期に繋げてインカレも取れるようにしたいです。

-Voice 本多勇喜(DF)
 (対面の)仲川はスピードがあるので、しっかりついていこう、シュートのコースをブロックしながら対応していこうと心掛けた。専修は攻撃が強いので、一発でやらせないようにすることと、ボールを持てる選手が多いので、リカバリしつつ対応することを気をつけた。一人ではできないところは、チャレンジアンドカバーで人数をかけていった。先制されて焦った時間帯もあったが、うちは攻撃にいい選手が揃っているので、絶対に逆転できると思っていた。そこでどれだけ失点せずにいいパスを供給できるかがポイントだった。優勝は日ごろの積み重ねだと思うし、これから先もいつも通り練習すれば、もっとチームとして向上できる。ケガ人や今日、試合に出られなかった人も、皆が頑張ってくれている。みんなでもっと上を目指していきたい。

-Voice 原田直樹(GK)
 デンソーチャレンジで、専修の選手にはやられていたので、リベンジできました。長澤にはやられたが、1対1の場面で引かずに、前からプレッシャーをかけていけた。失点はDFがいた方向を見て、ボールがどちらに来るのか考えなくてはいけなかった。専修は中盤が上手い。そこで回されたときに引いたらダメなので、ラインを保ちつつ、チャレンジアンドカバーをしっかりやれた。キーマンである仲川に対しても、本多がいい感じで対応していたので、大丈夫だと思っていた。今日は自分らのサッカーができていないときに耐えられたことが大きかった。失点したが前よりはレベルアップしている。だが、いかに失点せずにボールを奪ってペースを作るかというのをもっと考えていきたい。攻撃陣は必ず得点してくれるから、無失点で抑えてそこからペースをつかめるような試合ができるようにトレーニングしていきます。

-Voice 窪田 良(MF)
 7番(長澤)や8番(下田)にかわされていたし、アシスト以外は全然良くなかった。セットプレーは狙いどおりです。2点めはいいボールを出せたけど、攻めている時の穴埋め、ボールを拾った時の動きが良かった。可児が良く決めてくれた。長澤にはアンカーで僕が余っていたので、つぶしていこうと考えていたが、前半は思うように出来ずにやられてしまった。後半は対応できていたと思う。仲川はマッチアップが本ちゃん(本多)なので大丈夫だと思っていた。こっち(関西)の大学に来て、関東のチームに負けたくないという気持ちもあった。原田とデンソーチャレンジの時のリベンジをしようとも話していたので、勝てて良かったです。この大会では、団結力、チーム力というものを、今まで以上に感じられた。このチーム力をリーグに生かしていきたいです。

-Voice 可児壮隆(MF)
 ゴールを決めた瞬間は最高でした。後半全然動けていなくて、みんなに助けられていたので、1点は取りたいと思っていました。今大会は最終ラインの守備意識がすごくてずっと助けてもらっていたし、勝っても負けてももうこの1試合だけなので、色んな人が応援に来てくれているのだから、自分のことよりも走り切って貢献したいという気持ちでした。専修に知り合いも多いので、試合前はユースの時のチームメイトにいいプレーを見せたいとか、専修はインカレで優勝してるから、今日は絶対に優勝したいと意識する部分もあったけど、試合に入ったらすごく楽しめた。自分が持って崩したりというのもだけど、相手に元チームメイトがいるのが面白かったし、そいつが阪南の選手とマッチアップしているのを見るのも楽しかった。なにより、阪南の攻守が早く切り替わるサッカーが全国で通用すると実感できたことが一番うれしかった。優勝できたのは、運の部分もある。日本一になったけど、関西のリーグ戦はどの相手も強いし、1試合1試合を大切に勝っていくことを目標に、これからも大事に戦っていきます。

タイトルとURLをコピーしました