【’13インカレ】2回戦/関学大-早稲田 監督・選手コメント

第62回全日本大学サッカー選手権大会 2回戦・関西学院大-早稲田大の監督・選手コメントです。

-Voice 関西学院大学・成山一郎監督
 早稲田は手抜きせず一丸となって向かってきて、関西では味わえないタフな試合が出来た。2点めのときのカウンターでも早稲田の戻りが良く、スピードを落とさせられて諦めずに全力疾走してきていた。今日はDFラインも含めて中盤から前でボールを回すことができていたが、呉屋もその中に参加しようとしすぎて、ウラを取りに行くよりも足元でのプレーが多くなっていた。HTにはウラを狙うことと、ミドルシュートを打っていけるくらい前は向けていたので、打っていくことを意識しようと話した。しかし、後半もずっと早稲田の守備は固かった。
 小林と小幡のポジションを入れ替えたのは前半終了5分前くらいから。小林は破れる力があるので、外で起点を作らせて勝負させようとした。去年、小林はサイドをやっていたので力はわかっていたが、小幡がプレーの幅の広さを見せてくれたことがいい驚きだった。
 全国大会なので、失点もキツい時間帯もある。そういうところでこそ実力が出るので、その中で自分たちのやれることをやろうとは言っていた。みな諦めなかったし、戦おうという姿勢を出してくれた。次の試合まで間がないし、やり方を変えるような器用さはない。とことん関学らしさを貫いてやっていきたい。

-Voice 関西学院大学・小林成豪(MF・2年)
 ここで活躍しないとと気合いが入っていた。途中からサイドにポジションが変わり、ボールが来たら仕掛けに行こうと思っていた。2点に絡めて良かったです。ゴールは、一森くんからCKではあそこはこぼれてくると聞かされていたので、呉屋が落としたところを狙っていた。自分は泥くさい得点があまりないので、いつもとは違う形で取れてうれしいです。2点めのカウンターはバテていたので、シュートまで行くのは難しかった。(小幡)元輝くんが追い越してきたのが見えていたので、とにかくそこに出そうと思っていた。これまでトーナメントでこういう風に勝ち上がったことがないので、ガチガチで緊張感があって楽しい。やっていて面白いです。
 U-19の代表で動きが少ないと言われ、全日本でも動き出しを意識してプレーしたが、なかなかボールが受けられなかった。タイミングもだし、声を出してもっとコミュニケーションを取らないといけない。上手い選手が多いので、動き出しで違いを出したい。今日もゴール前に入る動きを意識してやりました。鹿屋は上手い選手が多くボールをつないでくるので、前からどんどんつぶしていきたい。気合いで負けないようにしたいです。

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